今日は、今旅行中、一番立ち寄る所が多い日。
国上山、和島、出雲崎、柏崎、上越・・・
まずは良寛が住んだ国上山に上がる。
見たかった五合庵。
小さな建物だが、良寛はこれで十分と20年間も住んだんですよね。
その後、山を下りて、
良寛の墓・良寛美術館・良寛堂・良寛出家の寺・良寛記念館と回り、
柏崎にある貞心尼の像も見た。
貞心尼って、良寛が70歳のとき弟子入りした30歳の尼僧です。
良寛の最期を看取った人でもある。
ものすごい美人だったらしく、良寛と恋の噂もあったとか。
一休さんもそうだったけど、どうして市中いた名僧は、
晩年になると、若くて綺麗な女性がそばにいるようになるのかな。
仏様の配慮?
荒海や 佐渡に横たふ 天の河
出雲崎では、芭蕉のこの有名な句碑がありました。
この句、実際は悪天候で、心の中の風景だったらしいですね。
そして、上越に入る。
ここは作家の小川未明の故郷。
代表作「赤い蝋燭と人魚」に因んで、人魚の像があちこちにあります。
私、この作品が好きなんですよね。
人間が鬼になり、人魚が鬼になる童話とは思えない凄さがあって・・・
船見公園の人魚が、かわいらしいのに物悲しそうで印象に残った。
せっかくの美人なのに、砂で汚れていたので、
水拭きして綺麗にしてあげました。
今夜は、上越近くの赤倉温泉に宿泊。
スキーリゾートの温泉地だから、町に人があまり歩いていない。
なんと今夜の泊まるホテルは、宿泊は私ひとり。
こんな大きなホテルに?
「シャイニング」の気分。
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