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2015年09月02日02:09

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2015年度通訳案内士試験<合格基準点は引き下げられる可能性がある!>

2015年度通訳案内士試験<合格基準点は引き下げられる可能性がある!>

私は、昨日(9月1日)、観光庁とJNTOに直接電話をして、今回の第1次筆記試験の合格基準点の引き下げられる可能性について質問をしました。

●第2次試験対策の準備を開始してください!
日本地理、一般常識など平均点が著しく低くなる可能性のある科目については、合格基準点が大幅に引き下げられる可能性が十分ありますので、どうぞ、第2次試験対策の準備を開始していただきたいと思います。

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【私】と観光庁のご担当者【M氏】との話の要点
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【私】
今回のガイドラインの変更は、あまりにマニアックな問題は出題しないようにするということが出発点にあったと思うのですが、開けてみれば、従来よりもマニアックな問題のオンパレードで驚きました。
特に、日本地理と一般常識の問題にはマニアックな問題が多く、例年に比べても極めて難しかったと思いますが、観光庁は、試験問題の品質についてチェックをしているのでしょうか。

【M氏】
(要点のみ)試験問題は、JNTOの試験委員の方で作成し、それを観光庁の方で了解を出して、試験を実施しています。(チェックしているかどうかについては最後まで言及なし)

【私】
ガイドラインによると、「実際の平均点が、合格基準点から著しく乖離した科目については、当該科目の試験委員と試験実施事務局から構成される検討会を開催する。その結果、必要があると判断された場合には、合格基準の事後的な調整を行う」とありますが、そのように理解していてよろしいのですか。

【M氏】
現在のとこと、まだ採点をしていませんので、何とも言えませんが、実際の平均点が、合格基準点から著しく乖離した科目については、調整を行うことになります。

【私】
もし、日本地理とか一般常識の平均点が、40点〜50点になった場合は、その点数が合格基準点になると考えてよろしいのでしょうか。

【M氏】
平均点が合格基準点になるとは限りません。新しい合格基準点は、JNTOの試験実施事務局と観光庁の合同の会合で最終的に決まることになると思います。

【私】
本件に関して、他の受験者から問い合わせなどありましたか。

【M氏】
昨日、私は一件、電話で問い合わせを受けました。

【私】
多くの受験者は、今回の試験問題の内容に関して、落胆、絶望、激怒しています。「もう二度と受験しない」と言っている者もいます。
ご自分で問題をご覧になっていただければ、ご理解いただけると思いますが、今後、試験問題の品質を担保する何らかの方策を是非取っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

【M氏】
この度は、貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございました。

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合格基準点は引き下げられる可能性がある
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上記のやりとりで、観光庁のご担当者は、「実際の平均点が、合格基準点から著しく乖離した科目については、調整を行うことになります」と明言していますので、私は合格基準点は引き下げられる可能性が十分にあると思います。

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合格基準点が引き下げられる根拠
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通訳案内士試験を実効支配しているJTBグループにとって一番都合のよいようになるということです。
2020年の東京オリンピックを控えて、大量の(有資格ガイド、ヤミガイド)を必要とするJTBグループは、大量の通訳案内士試験合格者を必要としています。理由は、ガイドの供給過剰状態を創出して、安く使うためです。
長年にわたり、ヤミガイドを大量に雇用してきた不法企業集団であるJTBグループが、観光庁を指導して、合格基準点を引き下げることくらいたやすいことのように思われます。
そして、これまで通り、JTBグループに協力した観光庁のお役人さんたちは、無事にJTBグループに天下りができて、安穏とした人生が送れるという筋書きです。

●ご意見、ご感想をお聞かせください。
件名:合格基準点引き下げの件(氏名)
宛先:info@hello.ac

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2015年度受験者の皆様へ
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(1)近年、合格率が非常に高くなってきましたが、その理由は?
通訳案内士試験の過去5年間の合格率、合格者数は、下記の通り、急増していますが、これは、2020年東京オリンピックを控えて、訪日外国人旅行の約50%のシェアーを持つJTBグループが、安く通訳ガイド(有資格、無資格を問わず)を使うために、癒着関係にある観光庁と一体となって、大量の合格者を出すように画策してきたことがその理由です。

・2010年度合格率:12.9%(合格者数: 932名)
・2011年度合格率:16.3%(合格者数: 894名)
・2012年度合格率:14.3%(合格者数: 713名)
・2013年度合格率:25.5%(合格者数:1,201名)
・2014年度合格率:22.7%(合格者数:1,658名)


事実、2014年度第2口述試験の直前に、JNTOの担当者が試験委員に対して次のような指示を出していました。

(1)合格率を80%になるように採点して欲しい。
(2)特に、合格不合格ギリギリの受験者には、合格判定を与えて欲しい。
(3)2020年の東京オリンピックを控えて、これ(合格率を80%にして合格者を多数出すこと=大手旅行会社を大儲けさせること)は、国策です。
(4)私たち(JNTO)は、上(観光庁)からの指示に従わなければなりませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/f263db067120db161ac076c9505a057b

(2)JTBグループにより、崩壊されつつある通訳案内士制度
誠に残念なことなのですが、過去数年間に、JTBグループと観光庁により、通訳案内士もどき(地域限定通訳案内士、特例通訳案内士、特区通訳案内士など)が創設され、日本が世界に誇る通訳案内士制度が崩壊させられてきました。
現在(2015年6月現在)、観光庁において、<通訳案内士制度のあり方に関する検討会>が開催されていますが、ここでも、JTBグループ主導のもとで、有資格通訳案内士の無力化、無価値化が画策されています。過去の例から、本検討会の資料は、すべて、観光庁から委託を受けたJTB総合研究所が作成しているものと考えられます。

・JTB総合研究所のホームページ
http://www.tourism.jp/

(3)通訳案内士の資格が無価値となる?
JTBグループの金儲けのために、通訳案内士制度が完全に崩壊されつつあるということであり、皆さんが苦労して取得した通訳案内士の資格が、将来、全く無価値になる可能性があるということです。通訳案内士試験を目指している皆さんには、冷や水を浴びせかけるようで本当に申し訳なく心が痛むのですが、これが現実です!

(4)無料合格を目指してください!
2020年東京オリンピックを控えて、通訳ガイドを安く使い倒したいJTBグループと観光庁の<80%合格の国策>のお陰で(?)、今年も大量の合格者が出ると予想されます。
<ハロー合格必勝無料サイト>の無料サービスで、らくらく合格することが可能ですから、2014年度<合格体験記>を参考にして、皆さんは、是非、無料合格を目指してください!

(5)真に実力のある通訳ガイドを目指せ!
ヤミガイドを大量に使ってきたJTBグループでも、真に実力のある通訳ガイドを常に必要としています。(←JTB通訳ガイド元アサイン担当者の話)
最終的には、どこに出ても恥ずかしくない実力のあるガイドになれば、仕事は、後からついてくるものだということも知っておいてください。

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2015年度〜2017年度の試験事業は、JTBグループが実施
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2015年度通訳案内士試験の試験事業は、観光庁と癒着関係にあるJTBグループの株式会社ICSコンベンションデザインが、2014年度に引き継いで実施しております。
しかも、今回は、2015年度〜2017年度の3年間契約で、これで、ICSコンベンションデ
ザインは、2009年度から2017年度まで、9年間に渡り、通訳案内士試験事業を受託することになります。9年間の受託金額の総額は、5億4,816万5000円(1年あたり、6,091万円!)です。
2014年12月の総選挙で、JTBグループが太田昭宏国交相の公明党を応援したことは、まだ記憶に新しいですが、早速、「見返りの大きな飴玉」をもらったということです。
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/f263db067120db161ac076c9505a057b

●ICSコンベンションデザインの通訳案内士試験事業の年度別受託金額
・2009年度〜2010年度の2年契約(93,450,000円)
・2011年度(56,700,000円)
・2012年度(55,650,000円)
・2013年度(55,125,000円)
・2014年度(57,240,000円)
・2015年度〜2017年度の3年契約(230,000,000円)

※受託金額(2014年度〜2017年度)など、詳しくは、下記をご覧ください。
http://www.jnto.go.jp/jpn/about_us/contracts_bids/bid_result/bid_results_2014.html

●<解説>
通訳案内士試験事業は、表向きは「一般競争入札」にはなっていますが、実態は、色々な条件を設定した「総合評価方式」(「随意契約」に近いもの)になっているので、ICSコンベンションデザイン以外の会社が受注することは極めて困難(受注できないような状態)になっています。
私自身、JNTOの「入札説明会」に参加しているので、事情はよく分かっています。普通の感覚からすると、「一般競争入札」で9年連続して同じ会社が受託するということは非常に不自然なことですが、発注官庁(この場合は、独立行政法人JNTO)と癒着関係にある会社が連続して受託することは、よくあることで、珍しいことでもありません。つまり、JNTOは、ICSコンベンションデザインとズブズブの癒着関係にあるということです。

●JTBグループは、恥を知れ!
JTBグループは、長年に渡り、ヤミガイド(無資格ガイド)を違法に使ってきたので、業界では「ヤミの御三家」と呼ばれています。一方で、ヤミガイドを使い、通訳案内士制度を崩壊させることに奔走してきたJTBグループが、他方では、通訳案内士試験事業を受託して、年間7,700万円(2015〜2017年)もの売上げを上げているという事実は、ブラックユーモアそのものですが、これは、通訳案内士試験の受験者、合格者を愚弄しているとしか言いようがありません。(怒!)

●JTB取締役旅行事業本部長が社員に公明党への選挙協力を指示!
2014年12月の総選挙で、JTB取締役旅行事業本部長は、JTBの大口顧客である創価学会の要請を受けて、社員に向けて公明党への選挙協力を指示しました。
JTBの監督官庁である国交省の太田昭宏国交相は公明党であり、JTBは「将来の見返りを期待して」選挙協力をしたという、何とも見苦しいズブズブの癒着の図式でした。本件は、「公選法違反」濃厚な事案にもかかわらず、いつの間にかに、うやむやになってしまいました。いまだに、「鶴のタブー」が健在ということなのか?誠に情けない話である。
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/f263db067120db161ac076c9505a057b

・「公選法違反」のおそれも? JTB取締役がJTB社員に公明党への「選挙協力要請」
http://blogos.com/article/100980/

・「鶴のタブー」とは?
http://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20150127/Tocana_201501_post_565
0.html

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<ヤミガイド110番>
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●不法行為を繰り返すJTBグループは、恥を知れ!
JTBグループは、長期間に渡り、(正規通訳案内士よりも安く使える)ヤミガイド(無資格ガイド)を使ってきたので、業界では「ヤミの御三家」と呼ばれていますが、JTBグループに限らず、ヤミガイドの情報をお知らせください。(匿名可)
不正、不法行為を天下に公開したいと思います。不法行為を繰り返すJTBグループは、恥を知れ!

件名:ヤミガイド110番
宛先:info@hello.ac
内容:下記を必ず明記してください。
(1)旅行会社(支店)名(電話番号)、担当者名(携帯番号)
(2)ツアーの内容:催行月日、訪問場所、できれば旅行日程表
(3)ヤミガイドの氏名、携帯番号

●JTB九州が、ヤミガイドを募集した例。
このような動かぬ証拠があれば、是非、ご提供ください。
http://www.hello.ac/exam/pdf/china.pdf#zoom=100.pdf

●観光庁のアリバイ作りの<口頭での注意処分>
JTBグループと癒着関係にある観光庁は、JTB九州に対して、アリバイ作りのために、簡単な<口頭での注意処分>でお茶を濁したのみでした。誠に情けない話ですが、カネ儲けのために、官民ともに腐っているのが現状です。
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=40879

●ヤミガイド問題に限らず、広く<通訳案内士業界の諸問題>については下記をご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/c/205d9d64395041166aee0c1cfeb425e7

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●「日本的事象英文説明300選」をご希望の方は下記よりお申込みください!
http://hello.ac/materials/books.pdf

●最新受験情報は下記をご覧ください!
http://blog.goo.ne.jp/gu6970

●ハロー通訳アカデミーのホームページ
http://www.hello.ac/

●お問合せ
info@hello.ac
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