Teraさんは無口だ。
もっと言えば、雀荘で人とコミュニケーションを取りたくないという風だ。
僕は、このお客さんを、何とかして笑顔にし、コミュニケーションを取りたいと思って接している。でも、過剰な投げ掛けは禁物。適度に接するが吉。頼りがいのある仕事ぶりと、悪意の無いフワッとした笑いを心掛けるのだ。
Tkは、有栖川有栖を読んでいる。Yは、道尾秀介を読んでいる。どちらもミステリーだ。ミステリー好きの僕も加わわったミステリー談話は、お互い接点の少ないものだった。ミステリーで、喜びのツボが違うなんて、あり得るだろうか。ほぼツボは、謎解きの一点でしょうよ、一点。
東横線の信号機の故障で電車が止まり、通勤途中のYが二時間半駅のホームで足止めを食った。
遅刻待ちのOZは、自ら元気が無いと言いつつ、その場では、一番元気があるようにしか見えなかった。
こういったことを書く意義があるのか分からない。後から振り返ったときに、感慨があるだろうか。とりあえず書いてみた。
Saiさんが、ヤキトリ(半荘一度もアガらないの意)を嘆いている。
Sy「でも、ヤキトリで三着はスゴいですよ！ヤキトリ界では勝ち組です！」
Sai『なるほど！ヤキトリ界の大佐だね。大佐！』
Sy「僕も、以前ヤキトリでトップになった半荘があります。26500点持ちの、テンパイ料を一回もらっただけの。」
Sai『それはスゴい！レジェンドだ。ヤキトリ界のレジェンドだよ！わはは。』
所詮は、ヤキトリ同士のじゃれ合いです。
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