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2015年08月26日01:20

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8月26日の誕生花・ヘチマ

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8月26日の誕生花と花言葉は、スカビオザ[西洋松虫草](不運な愛)、酔仙翁[すいせんのう](強固)、アンスリウム〈白〉(情熱・煩悩・熱心)、友禅菊[ユウゼンギク](老いてもご機嫌)、小金梅笹[こきんばいざさ](光を求める)等々があります。今回は、へチマを取り上げます。花言葉は、「剽軽(ひょうきん)」です。
ヘチマはウリ科ヘチマ属の植物又はその果実の事をいいます。原産地は、インド、西アジア、アフリカとする3説があります。日本には江戸時代初期に渡来したようです。
中国名の糸瓜(スークワ)はその繊維に注目した名で、日本でも漢字は「糸瓜」と書きます。この「イトウリ」は、ヘチマを乾燥させたときに繊維状になる果実の姿に由来しています。「イトウリ」が「トウリ」に訛って縮まり、「トウリ」の「ト」はイロハ歌の「ヘ」と「チ」の間にある事に由来しています。沖縄の方言のナーベーラーは鍋羅(なべら)の意味で、羅(あ)み織られているような繊維で鍋(なべ)を洗った事に因み、中国の別名、洗鍋羅(シークオロー)に関連しているようです。
果実は細長く、大きなキュウリのよ うな形をしている。若い果実は食用に、成熟した果実は強い繊維が発達するので入浴用のたわし、圧搾して靴の底敷き等々に使用しています。果実は成熟後、次第に乾燥し、種子の周囲が繊維で支えられた空洞となり、果実の先端が蓋のように外れ、果実が風でブラブラと揺れるたびに、遠心力で種子が飛び出し散布されます。
また秋口に茎を切断すると溢液(いつえき)がおこり、切り口を瓶に挿してとった液体がヘチマ水で、化粧水として昔から使用されてきました。
沖縄では、ヘチマは夏の野菜として欠かせず、調理用途も多く、酢の物、和(あ)え物、炒(いた)め煮等に用いる他、台湾では小籠包の具としても使用されています。
古くから風邪(かぜ)をひいたときにはヘチマを生食する等、民間療法に利用され、民間薬として飲み薬や塗り薬として用いられてきました。飲み薬としては咳止め、むくみ、利尿に効くとされ、塗るとあせも、ひび、あかぎれ、日焼け後の手当てにも効くといわれています。成分としてヘチマサポニン、硝酸カリウム、ペクチン、タンパク質、糖分等が含有されています。
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