mixiユーザー(id:20401579)

2015年08月24日05:15

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転載。「戦略を立ててほしい」

戦争法案をどうやって廃案にするか。マイミクの、じゅんじゅんさんのおっしゃる通りだと思うので、その御日記を転載させていただきます。私も、「デモ自体は悪くはないが、それ以上に要請行動こそが大事だ」と思います。国会議員、地元地方議員、また、彼が言うように米国の議員等へも「直接」訴えることが一番効果的です。

===
デモに参加している人はご苦労さまだし、これだけの人数が集まるのはすごいことだと思う。
でも、デモだけでこの法案をつぶすことはおそらくできない。
どんな事情があるにしろ、去年の選挙で自民・公明が大勝したことは事実だ。
支持率がどれだけ下がっても、来年まで国政選挙はないから、この法案に関する意見を国政に直接反映させる方法はない。
1000万人単位の反対運動が起これば別だろうが、これくらいの人数の運動で何かが変わると考えるのは、甘いだろう。
戦略として考えるのなら、方法は2つあると思う。
1つは公明党を説得することだ。
衆議院と参議院の両方で公明党がこの法案に反対すれば、廃案にできる。
公明党はここまで散々自民と協議しているから、理屈以上に自民党(というより、アメリカ政府)と癒着しているだろう。簡単にできることではない。でもデモだけをしているよりは、現実的だろう。
創価学会の中にも反対する人間がいるし、公明党は結局創価学会によって支えられているのも事実だから、創価学会の人間を直接説得することで、公明党の地盤を揺さぶることもできるかもしれない。
もう1つは、アメリカ政府に訴えることだ。
今回の法案は日本のためではなく、アメリカ政府(アメリカ軍)のためのものだ。日本政府がこの法案をごり押ししているのは、この国を守るためではなく、アメリカとの「約束」を守るためだ。
もしこの法案が成立しなかったら、アメリカ政府から何を言われるか、何をされるか、安倍首相は恐怖しているだろう。それに比べれば日本の野党議員が何を言っても「どうだっていい」のだ。
アメリカにもアメリカの利益があるし、沖縄県知事のように門前払いされる可能性も大きい。
しかし米国政府は、日本がアメリカのポチになることを歓迎しているのと同時に、日本の軍国主義化を恐れている。
米国政府は安倍氏の思想を支持しているわけではないし、アメリカのマスコミも安倍首相の政策を何度も批判している。
これ以上日本が「暴走」して、中国や韓国と深刻な対立を引き起こすことは、アメリカにとって利益ではない。そのことを利用すれば、米国政府から安倍首相に圧力をかけられるかもしれない。
おそらくそれが実現すれば、安倍首相は一瞬でこの法案を撤回するだろう。
とにかく「安倍をつぶせ」と言っているだけではダメだ。本気で現実を動かしたいのなら、作戦を真剣に考えることだ。
反対運動をしている人たちに、そのことを訴えたい。
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■「積極的平和、沖縄から提案を」 ガルトゥング氏が講演
(朝日新聞デジタル - 08月23日 01:34)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3579133
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