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2015年08月23日21:12

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ジダンの血を受け継いだ息子の“現在地”…レアルに所属する四兄弟の才能とは?

 22日、バルセロナとレアル・マドリードによる“クラシコ”が、バルセロナの本拠地カンプ・ノウで行われる。もしその試合でR・マドリードが敗れた場合、カルロ・アンチェロッティ監督は少なくとも今シーズン終了までに解任され、現在、R・マドリード・カスティージャ(Bチーム)の助監督を務める元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンが次期監督に選ばれると言われている。

 そのジダンには4人の息子がいて、全員がR・マドリードの下部組織(カンテラ)に在籍していることは有名な話だ。しかし今、彼らがどんなプレーヤーになっているのかは、あまり知られていないかもしれない。今回は、サッカー界のレジェンドである父親の血を受け継いだ、四兄弟の“現在地”を紹介しよう。

■長男:エンツォ
 今月24日に20歳の誕生日を迎えるエンツォは、2004年にR・マドリード下部組織に入団。在籍11年目の今シーズンは、Cチームでゲームメーカーを務めている。184cm・84kgという恵まれた体躯だけでなく、試合中に見せるテクニックや身のこなしは、まさに父親そのもの。昨年11月にはスペイン3部リーグの試合でBチームデビューを果たして、親子共演を実現した。今シーズンここまで、Bチームでの出場は2試合に留まるが、Cチームではすでに20試合以上に出場する不動のレギュラーであり、数年後のトップチーム昇格も期待されている。ちなみに、昨年2月にはU-19フランス代表にも選出された。

■次男:ルカ
 一般的には、やんちゃなイメージのある“次男”だが、現在16歳のルカは意外にもGKとしてのキャリアを歩んでいる。182cmと上背はそれほどでもないが、1つ年上のカテゴリーに当たるフベニルB(U-18)に所属するなど、実力は折り紙つき。実際、今月発表されたU-17フランス代表にその名を連ねている。なおフベニルBは、かつてR・マドリードのトップチームにも在籍した、ルベン・デ・ラ・レッドが監督を務めている。

■三男:テオ
 2002年、日韓ワールドカップ開幕の数週間前に生まれたのが、テオだ。長男のエンツォと同じ攻撃的な選手であり、所属するインファンティルB(U-14)では背番号10をつける。昨年12月には、スペインのテネリフェで開催された国際大会で柏レイソルU-12とも対戦。テクニックはもちろんのこと、シュートセンスに秀でており、今月14日に行われたリーグ戦では、鋭い切り返しからゴール右上を右足で正確に狙った“ゴラッソ”を決めた。そのゴールは、週末のカンテラベストゴールの1つに選ばれている。

■四男:エリアス
 現在9歳になるエリアスは、2年前にR・マドリード入団を果たしたばかり。ベンハミンA(U-10)に所属する彼もまた攻撃的MFだが、左利きという特徴を持つ。「チームメイトにパスを出すのが好き」と言うように、今は仲間とのプレーを存分に楽しんでいるようだ。

 いずれも、父親譲りの才能が備わっている四兄弟。だからといって、将来の成功が約束されているわけではない。だが、かつてイタリア代表で、マルディーニ親子が監督と選手としてワールドカップ出場を果たしたように、ジダン親子が共に檜舞台に上がる可能性もゼロではないのだ。

 3年後のロシア大会は時期尚早だが、このほど冬開催が決まった7年後のカタール大会では、もしかしたら夢の共演が実現しているかもしれない。

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