かなり以前のこと。
お世話になっていたヒーリングの先生から、出入り禁止を申し渡されたことがあります。
当時の私は、理想の何かになりたくて、必死でした。
この先生なら、なんとかしてくれると思って通っていたので、出入り禁止は大打撃でした。
今、思えば、理想の何かになりたくて必死の状態では、ここにきても仕方ないですよと言われたのですから、当然といえば当然のことです。
それに、先生の行く方向と、私の求めるものも違っていたのですが、当時の私にはそれもわかりませんでした。
ですから、ほんとうにショックでした。
どうして良いのかわからず、とほうにくれてしまいました。
最後の糸が切れてしまったように感じていました。
でも、それから長い年月が経ち、あのとき、最後の糸が切れてくれて、本当に良かったと思っています。
今、先生とは、違う方向に来ていますから。
昨日、今日と、私の身近に、最後の糸を自ら切った方と、切れてしまった方がいます。
最後の糸を自ら切った方は、魂的にまだやっていない分野のことを努力するときが来たと気づき、今までいた暖かい庇護の布団から抜け出しました。
やってない分野のことをやるのは、新しいチャレンジですね。
最後の糸が切れてしまった方は、何らかの現実が起きて、追い詰められて、ひとりになってしまいました。
この方の場合は、やっとひとりで内側を見るチャンスがやってきたので、今は苦しいかもしれませんが、本当の自立のときがきたと、感じられます。
今は不本意かもしれませんが、この方もきっと、後になれば、最後の糸が切れてくれてよかったと思うときがくると、思いました。
私も今日、最後の糸が、またひとつ切れました。
今回は、切れたというよりは、形が変わった感じです。
わざわざ〇〇を創り出して、それを動機にして愛をもらっていたパターンに気づいたので、それを解消しました。
なのでもう、そうする必要がなくなりました。
ずーっといた場所から離れたり、人がいなくなったり、使っていたパターンがなくなると、新しい世界がやってきますね。
どんな世界でしょうか?
楽しみですね
ログインしてコメントを確認・投稿する