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2015年08月19日00:03

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『バリアクラッカー 神の盾の光と影』

囲恭之介 先生の「第21回電撃小説大賞・電撃文庫MAGAZINE賞」受賞作。あらゆる傷病から
人を守る不可視の盾に守られた街で異端審問官を務める少女が数奇な運命を辿る物語です。
(イラスト/KeG 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-865341-1/


不可視の盾「アイギス」による加護がないレプトイドと呼ばれる異形たちによる犯罪が残る
都市アーモロートで彼らに対抗し、活躍を続ける“ベル”には夢がある。かつて異端宣告を
受けた兄を見て、アイギスが無いだけで異端だと即断する教会を変えたいという夢が──。

胡散臭いけどネタは確かな情報屋“クリカラ”と組み立身出世を図る“ベル”。ライバル的
存在の“シビル”に絡まれたりしつつ切磋琢磨する彼女に突如降りかかる異端の嫌疑。彼女
はそこで初めて「アイギス」に疑問を持ち、逃亡しつつそれが何たるかを調査し始めます。

思わぬ繋がりを見せる人間関係、「アイギス」と「バリアクラッカー」の背景にあるもの、
様々な要素が絡み合って話が大きく広がっていく展開は面白い。よくまとめたと思います。
KeG 先生のイラスト、トーメント・デバイスがまたカッコイイ。続きがあるなら楽しみです。


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