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2015年08月18日16:21

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「積極的平和主義の旗」を取り戻そう! 「戦争ー国と国との喧嘩ー相手国への自国の政治意志の貫徹」

戦場の消耗品と見られる兵士たちー号令するのは「政治家先生」−「サイコの神経・質」の持ち主たち




日中戦争から太平洋戦争で亡くなった軍人・軍属の数について、日本政府は230万人(1937〜45年)という数字を公式に採用している。

その内、約六割の軍人・軍属が「餓死・病死」と云われる。「兵站・補給」が前線の拡大に追いついていなかったのだ。

参謀将校も優秀ではあっただろうが「現実は想像を上回る」ことでしかなかったのだろう。またこの悲惨な戦争に、勝利も和議も終結も無かったのだ。

あったのは「進め一億、火の玉だ・一億玉砕!」の亡国の論理とスローガンであった。この論理的転倒に気付くのに「沖縄戦・大空襲・二発の原爆」も在ったということ。




現在、日本人・全国民を指導すべき立場の政治家たちの態度は如何に愚かであるだろうか。これも「代議制の悪しき弊害」でもあるのだろう。およそ「安保法制ー積極的戦争主義」を審議し法制化し「国民全体に及ぼす」ことの意味を十分に認識しているのだろうか。「直接民主主義の可能性」を追求し法案を廃案に追い込むべきではないか。


平和憲法を見よ! 日本国憲法は「積極的平和主義」の精神に満ちている。しかしこれは「積極的戦争主義」とは相反するものであるので「憲法解釈」などということを総理大臣ともあろうものが平然と言う。先の70年談話を見ても「子孫たちに謝罪はさせない・アジアの解放戦」ということでしかない。

 
「人は言行一致ーおこない」を観る。いま進められる「安保法制ー積極的戦争主義」に談話など何の意味があるのだろう。「敗戦国の頸木」をぶらさげたまま「岸信介ー55年体制」のまま、「憲法」を蔑ろにしての米帝従属の政治の在り方。「弱肉強食ー我由しー獣たちの世の中」ー競争原理ー自然淘汰とし、再びの帝国主義化を志向する。そこに言われる「価値観の共有」とは、そのことそのままであるだろう。


しかし今、「若者たち」が再びの参戦への道に違和感を覚え憲法学習を始めている。そこに見えてくるのは「全く違った日本の世」が見えてくるだろう。それは競争原理に対置されるべき「協調原理ー人権重視ー相互扶助」の在り方だ。それは相互の国の主体性なり民族自決を尊ぶものだ。




国家の独立に憲法は欠かせない。「イスラム国」のように建国を口に戦いをしていても「対テロ戦争」などと言い「紛争」扱いされてしまって「帝国主義の野望」さえ隠されてしまう。


世界の趨勢は「<白色>富裕国先進連合vs<赤色>興(後)進資本主義国連合」の対立構図・構造であり、ここに地球資源の争奪戦がある。「北が南を支配し、収奪する」ことが罷り通る。こんな「先進富裕国同盟」と共通の価値観などとは、頂けない。


「積極的平和主義ー日本国憲法」こそ、戦後70年の「鉄壁のシールド」であることに気付こう。そして「自らの国の在り方・生活の在り方問う、本当の意味の「積極的平和主義の旗」を取り戻そう!


さすれば、下の記事のような事を、「同じ轍を踏む」ことには、成らないはずだ。






☆230万人はどのように死んだのか
http://mainichi.jp/feature/afterwar70/pacificwar/data1.html


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 遺骨113万柱、今も異国に=戦後70年手つかずの地も


 海外で戦没した日本人の遺骨のうち、半数近い約113万柱が今も異国の地で眠る。中国や北朝鮮など一部地域では収集に着手する見通しが立たず、遺族が望む「全員帰還」への道のりは遠い。

 厚生労働省によると、海外戦没者は軍人と民間人の計約240万人。これまでに収容した遺骨は、復員兵らが持ち帰った分を含め約127万3000柱にとどまり、約112万7000柱は帰還を果たせていない。

 未帰還のうち約30万柱は軍艦とともに海に沈むなどして収容は事実上不可能。約23万柱は「相手国の事情」で難しく、収集可能性があるのは約60万柱とされる。

 「相手国の事情」はさまざまで、北朝鮮は国交がない上、日本政府は拉致問題の解決を優先する姿勢を崩していない。中国は対日感情から収集を認めてもらえないという。宗教上の理由で埋葬地を掘り返せない国もあり、厚労省幹部は「手付かずの状態が続いている」と話す。

 一方、自民党の特命委員会は昨年、遺骨収集を「国の責務」とし、今後10年間を「集中実施期間」と規定するなど収集を推進するための法案をまとめた。収集作業を担う法人の新設も盛り込み、議員立法での法案提出を目指すが、安保法制をめぐる与野党対立で、今国会の成立に暗雲が漂う。 






■遺骨113万柱、今も異国に=戦後70年手つかずの地も
(時事通信社 - 08月15日 07:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3567254
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