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2015年08月18日11:40

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平均寿命は今後も伸び続けるだろうか?

厚生労働省が2014年簡易生命表を発表、平均寿命 男80.50年、女86.83年
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=3571131

平均寿命が伸びるのは、喜ばしいことである。男性が80歳、女性が86歳というと、
日本は大変な長寿社会である。しかし、これはあくまでも平均値であるから、個人の
寿命はまた別だろう。寝たきり状態でも長生きすれば、有り難いと言う人もいるだろう。
しかし、現実に寝たきり高齢者を見ていると、複雑な心境になる。しかし高齢者としては、
長生きしたいのだろう。

戦後しばらくの間、日本人の平均寿命は50歳未満だったから、半世紀の間に約30
年伸びたことになる。これは高度経済成長と、国民皆保険制度によるところが大きい。
これはコインの裏表である。つまり高度経済成長のおかげで、国民皆保険制度が
出来たし、労働力人口の確保が可能になった。

しかし、今は経済は斜陽となり、国民皆保険制度を維持することも困難になっている。
つまり、日本は坂道を転がり落ちる過程にある。実は大切な事は、増え続ける老人
に対して、どの様に対応するべきなのか、と言う事である。老人を支えるべき若い
人たちは減少している。明治以来、増加を続けてきた日本の人口は、ついに減少
の時代に入った。つまり日本にとって、適正な人口へと向っているのである。



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