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2015年08月16日12:22

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the anniversary of the end of the Pacific War

昨日は世間的には終戦記念日・お盆だったんですが、TOMOちゃんの家族的にはお父さんの命日・お母さんの初盆ってことで、お姉さんの家に行っちゃいました。
あ、お父さんって戦争で亡くなったんじゃないっすよ。そんな年齢じゃないし。
20年くらい前に病気で亡くなったそうな。
TOMOちゃんは小中学校は長崎の大村市で暮らしてたので、お爺さんの代は原爆の影響もあったのかもしれないけど・・・。

オレが大分市に住んでた頃(20年くらい前?)、たまたま原爆記念日あたりにバイクで長崎市に行った事があったんですが、偶然というか、大分の新聞社の友人が取材の為に来てまして、それじゃ夜に一杯やるかと合流したんですね。

で、飛び込んだ飲み屋のオバちゃんと話してたら、「私も被災者なのよ〜」と言うので、いろんな話聞かせてもらってたんですが・・・気がつくと友人はベロンベロンに酔っぱらってしまっていて、ホテル名が憶えてたけど、どっちの方向だかわからなくってました。
すると、オバちゃんが「もう店じまいだから、私が送っていってあげるよ」と、友人を送っていってくれたのでした。
取材に来たのに被災者に迷惑かけるとは、申し訳ない事この上ないですよね〜。

昨晩、録画していた岡本喜八監督(旧作)の「日本のいちばん長い日」観ました。
こちらは東宝・157分でモノクロ作品。
現在公開中の原田監督作品は、松竹・136分のカラー作品。

基本的にはどちらも史実どおりのストーリーなんですが、20分の違いとしては、阿南惟幾陸軍大臣と鈴木貫太郎首相の家族も描いた事。
旧作の方が宮城事件を多く描いてるんですね。鈴木首相の自宅を焼かれた事件にも触れてます。

新作の方は原作の半藤一利の「日本のいちばん長い日」だけでなく、「聖断」・角田房子「一死、大罪を謝す」。それから宮内庁から発表された「昭和天皇実録」を参考にした事によって、昭和天皇を軸に描かれてるんですね。

旧作では実際の戦死者の写真がけっこう出てくるんですが、これは現在だとRestricted(観覧制限)もあるし厳しいんでしょうね〜。映画自体のリズムにも影響するし。
なにより157分の上映時間だとOKが出なそう・・・。
ともあれ、旧作も見ごたえがある作品でございました。



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