敗戦が決まった日

よし、ここは私も敗戦決定日七十周年談話でも発表してみよう

七十年前の今日八月十五日正午、天皇陛下による玉音放送を以て大東亜戦争における敗北が決定づけられた
ただ、それは勝敗が決まっただけであり決して戦争自体が終わったわけではない
それは降伏文書に調印した皇紀弐六〇五年九月二日とするのか、サンフランシスコ講和条約が締結された皇紀二千六百十一年九月八日とするのか個人的には迷うところではある
ただ、公式にはサンフランシスコ講和条約を以て戦争状態が終結したという事になるらしい(参照http://www.jyai.net/military/data-03/19510908_San-Francisco.htm)
ただ、実際の戦闘行為という視点で言うならば「公式には」八月十五日という事になるのだろう
原因や経過はさておき、国の為にと戦われ儚く命を散らしていかれた先人に方々を悼む気持ちを誰が批判できようか
同じ国の一部であったり実際に戦争をしたわけでもないのに後出しじゃんけんよろしく勝ち馬に乗って口汚く非難し、賠償及び謝罪を求める小狡い国々の戯れ事を唯々諾々と受け入れて来てしまったがゆえに世界から誤解されている現状
そんな現状に、大東亜戦争で命を捧げられた方々は何を思うのか
今年も靖国には大勢の方々が参拝されている…正午には慰霊の為の黙とうも捧げている…その後の右翼団体による天皇陛下万歳三唱には多少の違和感を覚えましたが(こういう思想が軍部の暴走を招き、結果的に合理的な思想から精神論へとシフトしてしまった要因な気がするので…天皇陛下を否定するつもりは全くございません)
敗戦七十年とは言うけれど、あくまでも戦闘状態が「公式に」終了した日あるいは、敗戦が決定し天皇陛下より国民に知らされた日に過ぎない
それでも、日本人にとってこの日は降伏文書の調印より、講和条約が締結された日よりも特別なものなのはやはり天皇陛下が特別な存在であるという事に他ならないのだろう
ただ、個人的に今年は九月二日及び九月八日にも参拝したいと思う…降伏が決定したこ事も講和条約が締結されたこともやはり大事な事だから

それにしても天皇陛下の存在ってホント大きいですよね…
■終戦の日、各党が談話発表　安保法案への賛否にも言及
(朝日新聞デジタル - 08月15日 01:57)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3567139