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2015年08月15日01:13

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秋の気配とカマスの干物と北杜夫炒め

8/13 Thu
メディファス 60gずつ。水添加。
縞、復調。食欲あり。元気。
絲、ご機嫌。
良い日だな。過ごし易くなってきた。
ほんの少しだけ秋っぽい気配。そういえば、立秋はもう過ぎたんだな。

物置部屋で探し物。
引越し以来、開被した事のない魔窟のようなダンボールとかが未だいくつかあって、少々怖気づきながら。
物置には本棚が9本並べてあって、探し物や片付け物をするには、極めて環境が宜しくない。
案の定、ふと手に取った辻邦夫の『背教者ユリアヌス』を読み耽ってしまい、いや耽る前に我に返って探し物を続行。
見つからず。秋口くらいまでに、見つけりゃいいか。


スーパーに、とても立派なカマスの干物があって購入してしまった。

小学生の頃読んだ、遠藤周作さんの随筆に、カマスの干物が出てきた。
誠にうろ覚えだが、確か軽井沢にある遠藤氏の山荘に、連日、北杜夫さんが訪れて、
「何を食っとるですか。カマスの干物ですか。あまり良いものは食っとりませんな。僕も食べてやるですぞ」
とか何とかと言いながら、大酒を呑み、大飯を食らって帰ってゆく、という内容だったような。
美味しそうだった。
我が家で干物といえば、鯵、秋刀魚、鰯、鯖といった青魚が主で、カマスが食卓に上った事は皆無であった。
故に想像上のそれは、益々美味になってゆき、20年後初めて食べた時、大変がっかりしたものだ。
以来、身が痩せていたり、パサパサだったり、逆にグズグズだったりして、美味しいカマスの干物を食べた事が無い。
諦められない。
今回購入した物も、どうにも大味で、あまり美味しくはなかった。
他は蓮根と牛肉の当座煮、ブロッコリーとカニカマの辛子和え。
カニカマも、蟹とは全く別のカテゴリーな食べ物になったよな。



8/14 Fri
再び慈雨。ぐっと風が涼しい。
ロイカナ 56gずつ。水添加。
縞、あまり動かず。食欲も今一つ。難しいもんだ。
ただ、餌は残らず平らげているので、あまり心配していない。
絲に多少、強奪されているけど。
彼女は相変わらず元気。
早く、秋が来ないかな。


北杜夫炒め。
これは北杜夫さんが、何かの本に書いていた。
「豚肉と茄子と玉葱を炒めて、上から大根おろしと醤油をかける。さっぱりしていて食欲の無い時にはぴったり」とか、何とか。
母親に教えたら、痛くお気に召したようで、その後度々、食卓に登場した。
名前の無い料理だから、呼称は「北さんのアレ」か「杜夫炒め」だった。
他は塩鮭、烏賊の塩辛納豆。御味噌汁は根深汁にした。


添書したエピソードは、謂わば牽強付会であって、別にテーマに添ってメニューを考えてる訳ではない。
適当に食べたい物を作ってるだけだが、何かしらの連想は働いているんだろうな。
9 10

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