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2015年08月14日23:09

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京都よいとこ何度もおいで

鈍行で旅をすると、電車内の時間がおのずと増えます。
当たり前ですね。

電車内では、ゲームをしたり車窓を眺めたり寝たり。
もちろん読書も。
旅の途中で書の世界に没頭し、心はまた別の場所へ。



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白川 紺子:下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

京都、下鴨―
高校三年の鹿乃は、ぐうたらな兄と、近くの大学で准教授をしている下宿人の慧と三人暮らし。
亡き祖母からアンティーク着物を譲り受け、同時に、蔵にある“いわくつき”の着物の管理も引き継いだ。
鹿乃は、まわりの人びとに協力してもらいながら、着物の秘密と謎をひもといていく。
長い時を重ねた物に宿る、持ち主たちの想いや願いとは―
四編収録。



2作目です。
本当はと言うと、こちらを先に手に取り購入したとです。
表紙、裏表紙、帯、カバー裏等々を見ていたところ、これって第2弾ジャン!
って気付きまして、あわてて第1弾を購入して、そっちを先に読んだという流れです。

そんで今回、関東近辺旅行の合間に読破。
身体は関東、心は京都。



今作もミステリーと言うよりファンタジー。
少し不思議なSF。
謎解き要素はそんなに無く、ミステリ要素もとんとん拍子で解けていきます。

前作では空気だった兄の良鷹や、友人の奈緒が物語りに絡んできて面白くなってまいりました。
回転木馬とレモンパイは、着物の話ではなくアンティークの話。
番外編っぽい感じで早くも着物のネタ切れか、と邪推してしまいますが、まぁまぁ面白かったです。



まぁそんなことよりも、やはり京都描写がいいですなぁ。
京都に行きたくなります。
読まなくても行きたいですけどね。

前回の京都から、帰省したし他の場所にも行ったし。
そろそろ京都か!?
行くなら、奈良、滋賀、大坂あたりのどこかと一緒に周ろうかなぁ。

思いは広がりんぐ。



アクティブな引き篭もり
JanneDaArc『−救世主 メシア−』を聴きながら
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