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2015年08月14日07:22

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「靖国参拝」という轍。

■安倍談話の原案「おわび」盛らず 公明「侵略」明示要求
(朝日新聞デジタル - 08月09日 05:15)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3557657

バンドン会議やアメリカ議会という試金石をもって、持論の展開に自信を持ったようですが、
「日本」を舞台にした「首相談話」との違いを認識されているのか、疑問を持ちました。

これまで「同じ事を言うのならば、改めて談話として発表する必要がない」としていましたが、
その「談話」が国益を損なうのであれば、単なる自己満足に終わり、
国益を優先しないという国民への背信行為となり得ます。
もしそうなれば、以前特定の新聞社等を「国益に反する発信」と批判していながら、
自ら率先して直接国益を損なわせるというお粗末な結果になりそうです。


安倍総理は、「先の大戦」が「侵略」であり、そのことへの「反省」や「お詫び」をすることを
「自虐的」として、そのような考え方や教育自体に否定的なようですが、
中国は不明ながら、韓国の世論調査では未だに「日本は韓国へ侵略してくる」との考えが
無視できない割合あったと記憶しており、日本に神経質になることへ否定はしきれません。
例え「政治的に利用」されていたとしても、それは「利用価値がある国民感情」であり、
その「利用価値」を失わせなければ、「未来志向」など空虚な言葉でしかありません。


一部では、「村山談話や小泉談話で状況は改善していない」との考えがあるようですが、
「変化がないなら自ら変化をつけて」も、悪化させてしまっては意味がありません。
第二次安倍政権になって「靖国参拝」をした頃にも同様の話を聞いた覚えがありますが、
それにより、中国や韓国のみならずアメリカとの関係も悪化させたことを思い出すと、
「様々な国との関係を悪化させ得る」発言を「わざわざ政府が行う」理由が理解できません。

中国や韓国の「反日的な国民感情」を緩和させることができる政治的戦略などがあれば、
「反省やお詫びを表明する」ことも「集団的自衛権」も必要性はなくなると思うのですが、
反中・反韓感情の強い安倍政権では、反発することに政治的エネルギーを使い切ってしまい、
本当の意味での「将来に向けた建設的な関係作り」から離れてしまっていると感じており、
また、AIIBのように大局的な判断で後手に回っていることを残念に思っています。
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