８月１３日の誕生花・松虫草（マツムシソウ）

８月１３日の誕生花と花言葉は、麒麟草［キリンソウ］（警戒・要注意）、サギソウ（しんの強さ・発展）、スイセンノウ（機転・誠実）、ベロニカ（女性の貞節・人のよさ・忠実・貞節）、カンナ（情熱・快活）等々があります。今回は、松虫草を取り上げます。花言葉は、「悲しみの花嫁」です。

マツムシソウ科スカビオサ属の植物です。松虫草は、分類上スカビオサ・ジャポニカで日本に自生する淡青色で小型の多年草の事をいいます。属名の「スカビオサ」という名前で園芸品種として栽培されるのは、近縁種のセイヨウマツムシソウ(Scabiosa atropurpurea)が多く、スカビオサ（Scabiosa）は、ラテン語のscabiea（疥癬（かいせん）が語源（かゆみの病気）になります。松虫草が皮膚病に効く薬草として使われていた事に由来しています。
和名の「松虫草」の名は、花の終わったあとの坊主頭のような姿が、六部巡礼が使う松虫鉦に似ている事と、音も松虫のなく音と似ている事から付けられたようです。また、松虫の鳴く頃に咲く事と松虫が鳴いている場所に咲いているからとの説もあります。