こうした「集団無責任体制」で、

川内原発再稼働、菅官房長官「判断するのは事業者」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=3561072
戦争というのは、引き起こされるということだな。
原発再稼働は、その練習かな？

「向こうが、こうしたから」
「あっちが、こうやったから」
「自衛のためだから」

理由は、どこにでもつくわけで。


要は、「責任を取る体制さえ、壊してさえおけば」、原発事故で「祖先の土地を失う国土喪失も、国民の生活リスクも」、まったくシカトできるうれしいシステムなんだ。

この無責任さで、集団安全保障体制で、「アメリカ軍の弾運び」で海外に派遣された自衛隊員が、何人自殺しようが、死のうが、知らん顔できるんだ。


膨大な税金を費やして、一旦出来上がった利権構造というのは、巨大戦艦と同じで、簡単には舵は切れないってことなんで。

安倍・麻生の世襲政治家の考える、姑息な権力維持戦略は、この「無責任体制の構築」によって、経団連の軍事産業振興戦略にベッタリと寄り添うことが出来るわけで。

この成果により、すでに９月の自民党総裁選は、無競争らしいじゃない。

原子力村の次は、日本中が、軍需産業村になるらしい。

原発再稼働で、責任の所在をあいまいにして、国民の反対に焦点を定めさせない作戦で、うまく反対派国民を誤魔化せれば、あとはうまく行くという計算でしょう。

集団安全保障法案も、あとはチンピラ政治家に不規則発言でさせてガス抜きしておけば、どうせはなからリアルな戦闘は、ホルムズ海峡も南西諸島もありえないから、マスゴミに金をばら撒いて沈静化出来るから、大勢としては思う方向に行くという読みなんでしょうな。

車の次の日本の基幹産業は軍需産業で、政府が率先して「死の商人」をやるという構想でしょう。


権力というものは、一旦握らせていまうと、なんでもアリなんだよね。

で、原発も戦争も、人災だということです。

5月20日の国会党首討論で安倍君は、
「我々が提出する法律についての説明はまったく正しいと思いますよ。私は総理大臣なんですから」
と、笑って答弁しているくらだから。