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2015年08月12日00:09

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『横浜ダンジョン 大魔術師の記憶』

瀬尾つかさ 先生が贈る新作は各地にダンジョンがあふれる世界を舞台に、力を隠しながら
生活する少年が、ある目的からその踏破に挑む少女らを導いていくファンタジー作品です。
(イラスト:やむ茶 先生)

http://sneakerbunko.jp/bookdetails/?pcd=321504000238


異世界に繋がり、魔法が使えるようになって17年。多数のダンジョンから魔物が大量出現
する事件が発生。巻き込まれて以来、探索する者たちを嫌悪するようになった妹“琉衣”
を見て、自分の中に発露した力とその理由を秘密にすると決意した“響”であったが──。

姉へのコンプレックスを抱えつつ「探索者」として頑張る“春菜”とそのパートナー“彩”
を助けてしまったことで彼女らが強くなるために力を貸すことになった“響”。妹“冬音”
との出会いが彼の「目的」を決定づけることになり・・・と運命的な展開を描いていきます。

“響”の圧倒的な力をいぶかしむ“春菜”に「前世の記憶が・・・」と嘯くところが面白い。
女性陣のからかう言い回しとやりとりは相変わらず上手いな、と感じます。彼の「目的」
を達成するための手段であることを受け入れた“春菜”たちとの冒険に注目しておきます。


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