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2015年08月10日22:25

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僕の彼女はサイボーグ

HDDレコーダーに1年くらい寝かせておいた映画のタイトルなんだけど、
深夜の時間帯に放送されていたので、いまいちなB級映画だろうと思っていた。
ただ、綾瀬はるか主演との事で とりあえず録画しといただけだったのだが…。
約2時間の映画を観終わった感想としては、良かった!すっごく良かった!!
涙は出なかったが、後を引く感じが何とも…。(^^ゞ

最後の30分間での驚くべきストーリー展開からの、冒頭シーンとのリンク、そして
最後の最後に また戻って来ちゃった所で終了となり、置いてけぼりでポカ〜ン。(^^;
感動していたのに、そう来ると今までのストーリーが始まらなくなるので、
どうゆう事?って、頭の中で疑問符が浮かんだまま終了!(@_@;


2008年に公開された日本映画で、SFラブストーリーなんだなぁ〜。
監督さんは韓国の人かな?確かに韓流っぽい所もある…。


ここからはネタバレ注意ですが、めっちゃツッコミたい所が多々…。(^^ゞ


最初に思ったのは、ドラえもんのパクリか?
いやいや、ターミネーターのパクリでしょ!
だって、未来の自分が現代の自分にロボットを送り込むんだもん!(^^)v

タイムマシンで未来から送られて来る時のシーンは、もろターミネーターそっくり!
風吹いて、雷放電があり〜の、球体が現れ、中から人(ロボット)が出てくる。
ただ残念だったのは、球体の中から現れる人物は全裸に決まってるのに、
なぜにボディスーツなの?見たかったなぁ〜、綾瀬はるかちゃんの全裸!(^^ゞ

ただ随所に盛り込まれている綾瀬はるかちゃんの豊満バストと妖艶なプロポーション、
そして ツンデレ系要素が詰まった機械的な表情と怪力、クールさ、お茶目 等が良い!


最初に彼女が現れたのは、2007年の僕の誕生日。
デパートで妙なボディスーツ姿で現れ、服の一部が焦げて穴が開いてて煙が出ていたので
タイムトラベルで少し壊れたサイボーグが来ちゃったって思っていた。
だって、服や靴を盗んで逃走したりしてたし、行動が奇妙だったもん。大食い?
ただネタバレですが、2007年に来た彼女は実はサイボーグじゃなかったんだよねぇ〜。
すぐ帰っちゃったしね!(^^ゞ

そして2008年の僕の誕生日に再び彼女が現れる。
レストランで誕生日を祝っている時に銃乱射事件に遭遇!
僕が負傷するのを彼女が阻止する。綾瀬はるかちゃん、カッコイイ!

家に帰り、彼女の目がピカー!(どっかで見た事があるシーンだ!)
65年後(2073年)の僕が、自分の悲惨な運命から身を守る為にタイムマシンを使って2008年の現代へ彼女を送り込んだ事を知る。

ここからはクールだけれど、ちょっとラブラブ的な雰囲気の幸せな共同生活が始まる。
まぁ、ボディガードみたいな感じだけどね!
もっと、あんな事や こんな事を してほしかった…。(^^ゞ

そして、僕は彼女に強く惹かれ告白してみるが、そこはサイボーグなので反応が薄い。
成就しない恋に苦しみ、遂に酔いに任せて追い出してしまう。
あぁ、どっか行っちゃったよ!
でも実は、密かに見守り続けていたんだなぁ〜。

そんなある日、起こってはいけない未曽有の東京大地震が発生!
崩壊する建物から僕を救い出す彼女。傷だらけになりつつも、落下物から身を守る。
しかし、ビルが倒壊し彼女は下敷きに…。僕も地割れに巻き込まれ落下寸前!
大、大、大ピンチ!!!


ここからは心臓の弱い方は見るのを遠慮してもらった方が良い。(^^;

ガレキの中から彼女が脱出を試みるが、下半身が完全に建物の壁に押しつぶされ、
抜け出す事ができない。渾身の力を振り絞り、彼女は下半身を引きちぎりながら
上半身だけとなりながらも脱出し、僕を救う。

このシーンは、グロテスクで気持ち悪いです。
メカで出来ている彼女のボディですが、メカの背骨と内臓っぽい物があります。
皮膚がちぎれてメカの内臓と背骨が露出し、背骨を引きちぎるシーンがエグいです。
綾瀬はるかちゃんの体が真っ二つに…。(@_@;

上半身だけになった彼女に更なる悲劇が襲う。建物が再び倒壊!
抱き合っていた僕を手で突き飛ばした直後、彼女は落下物の下敷きに…。
このガレキの量では、THE END。

僕は、崩壊した建物のガレキを取り除き彼女を探すが見当たらない!
雨の中を必死に探す、探す、探す。
やっと彼女の手を発見し上半身を掘り起こすが…。ダメだこりゃ〜!(ToT)


あっ、これで終わりかなと思ったが、まだ続きが…。


61年後(2070年)、僕は 彼女をやっとの想いで復元に成功。記憶も完全に残る。
数年後?、彼女に看取られて僕が亡くなる。


ここからストーリーが ぶっ飛びます!!!


2133年、博物館に展示してあったサイボーグの彼女と そっくりな彼女(未来人)とご対面する事となる。
それから数年後?、オークションで博物館にあったサイボーグの彼女を未来人の彼女が落札し、チップに残っていた記憶を彼女(未来人)の脳の記憶とした。
更にタイムマシンを使って、彼女に最初に出会う前の2007年の僕の誕生日へ飛んだ!


短い文章ですが、内容が伝わっているかな?(^^ゞ

そう、やっと冒頭の2007年のストーリーとリンクする訳です。
この時に やって来たのは、未来人の彼女だったのです。
なので、生々しい人間ですが、未来人なのに(だから?)ちょっと頭が壊れてます…。

まぁ、この時は1日だけだったのですが、更なる奇行を実行する!
それは、2009年と思われる東京大地震の直後へ再びタイムトラベル!

どの時点で現れたかと言うと、上半身だけになったサイボーグの彼女が再起不能の状態でガレキの中から助けられた直後で、僕と彼女が失意の中で抱き合っている最高潮の場面に登場!

え〜、そこかい!(^^ゞ

動かないサイボーグの彼女を抱きしめている僕の目の前で、
未来人の彼女が出現して、THE END。


なぬ〜、また 置いてけぼり…。
そこで 終わるのかい!!!

なんか感動しているのだが、モヤモヤ感が残る…。

テレビ放送だったので、いきなりコマーシャルで終わったけど、
映画だったらエンドロールとかで曲が流れ、どういった感情に包まれるのか
味わってみたかったなぁ〜。誰か、映画館で観てないかなぁ?


一応、最後の最後に、未来人の彼女のナレーションで、
その時代(2009年)で僕といっしょに暮らす事にしたと言っていた…。(身勝手?)
いやいや、僕は同じ姿の未来人の彼女が存在している事を分かってないし、
今の今まで、ガレキの中のサイボーグの彼女を助け出したばかりなのに、
ど、ど、どっちが、え〜、混乱の最中…。(@_@;

これでハッピーエンドと思わせる(思わない!)所が ちょっと…。(^^ゞ


さて、タイムラインを整理しよう!(^^)v

タイムライン−1【本来の歴史】
・2008年の僕の誕生日にレストランで銃乱射事件が起こり、僕は瀕死の重傷となる。
・不自由な身体となったが、猛勉強してサイボーグの彼女を作る事を決意する。
・65年の歳月を掛けて作り出したサイボーグの彼女を2073年から2008年へ送り込む。

タイムライン−2【改変された歴史】
・2007年の僕の誕生日に、謎の彼女が1日だけ現れて居なくなる。
・2008年の僕の誕生日に、昨年現れた謎の彼女が再び現れ、レストランでの銃乱射事件から僕を救った。
・謎の彼女は、未来の僕が2073年から送ったサイボーグの彼女である事を知る。
・2009年の東京大地震でサイボーグの彼女が破壊されてしまう。
・61年の歳月を掛けて、2070年にサイボーグの彼女を復元させる事に成功する。
・数年後?、サイボーグの彼女に看取られて僕が亡くなる。

タイムライン−3【遥か未来の歴史】
・2133年、博物館に展示してあったサイボーグの彼女と そっくりな彼女(未来人)とご対面。
・数年後?、オークションでサイボーグの彼女を落札し、チップに残っていた記憶を彼女(未来人)の脳の記憶とした。そして過去へ向かう決意をする!
・2007年へタイムトラベルし、最初に彼女に出会う前の僕の誕生日に1日だけ飛ぶ!
・1日だけでは満足できず、2009年の東京大地震直後に飛ぶ!
・その後、彼女(未来人)は その時代で僕といっしょに暮らしたとさ〜。


おっ、ここでタイムパラドックス(時間的矛盾)が発生するよねぇ〜。(^^ゞ

彼女(未来人)が東京大地震の後に僕といっしょに暮したら、壊れたサイボーグの彼女を復元しなくなるので、未来人の彼女が過去に来なくなるよねぇ〜。

う〜む、そこには更なる隠された歴史があるに違いない!(^^)v

その想像の話は、また長くなりそうなので この辺にしておきます。


最後まで お読み頂き、ありがとうございました。m(_"_)m


映画『僕の彼女はサイボーグ』本予告
https://www.youtube.com/watch?v=XC8DYvBjnTc

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