mixiユーザー(id:1263476)

2015年08月10日13:23

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驚異のBraithphone!

昨日は長い一日・・・・
六麓荘でのパーティーを7時過ぎにお邪魔して、
着替えて(びしょびしょやったからね・・・)Left Aloneへ。
なんだか不気味なサックスを吹くと言うGeorge BraithTrioを見に。

この人George Braith。
全然知らんかったけど、有名なのか?

フォト なかなかファンキーなおっさんだ。

ブルーノートやプレスティッジなどにいくつかの作品を残した後、一事消息不明となるも、
80年代前半のマンハッタンでストリート・ ミュージシャンとしてカムバックした!
という異色の経歴の持ち主らしい。
以降はアルトとソプラノ・サックスを結合した特殊楽器“ブレイソフォン”を操り、
ジャズに軸足を置きながらニューヨークを拠点に数々の実験的な音楽を生み出してきた。

フォト 今夜は小林洋一を含むオルガントリオで登場!
これがご機嫌なファンキージャズだぜ!

フォトフォト
おっさんは座って無心にサックスを吹く。
このへんてこな楽器がBraithphone!
半分アルトで半分ソプラノ。
ネックが二つ、それを同時に吹いて和音とする。
サックスの同時吹きと言えばローランド・カークだが、
彼の様にフリーに走る訳ではない。
ちゃんとしたスタンダードをかなりファンキーにやるのだ。
オルガンとドラムも最高で、物凄いグルーブ感!
そこに和音でソロを取る・・・

気になるのはやっぱりこのサックスだ。

フォト


一見デビッド・クローネンバーグの映画に出てきそうな奇怪な風貌。
SMの攻め具にも見えるな・・・
大体右手と左手が逆だ。
普通はどのサックスも左手が上。
左手ですべてふさがないと右手は意味なくなる。
たとえばJoeLovanoもソプラノ2本くっつけたの吹いてたけど、
右側の上半分のタンポはすべて閉じられてる。
でもこのサックスはどうやら構造が違うみたい・・・・
先っちょのチューリップの部分も真ん中に二つ、
しかも縦並び!
でもフリーじゃなくって綺麗なソロを取る。
いやぁ凄かったです。

フォト 結構普通のいい人。
色々と聞いたけど酔ってて覚えてないわ・・・
中々に刺激的でした。
売ってはないようです。
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