mixiユーザー(id:4256938)

2015年08月09日15:40

485 view

長崎に向かうB29を察知していた日本軍

7日放送のBS1スペシャル「ヒロシマ 世界を変えたあの日」より
https://m.youtube.com/watch?v=H3x4I1L0ah8

イギリス•フランスのTV局とNHKの国際共同製作で今年の番組です。

マンハッタン計画に参加した物理学者、ロイ•グラウバー
「我々の多くは二発目の爆弾の必要性を疑問に思いました。
プルトニウム爆弾の破壊力が広島に落とされたウラン爆弾と同じだということを確認するだけが目的なら、やらない方がいいと考えたのです」

8月9日の朝、二発目の原爆を積んだ飛行隊が飛び立った。
日本軍の諜報部隊は5時間にわたり、本土に接近するB29を追跡した。

東京では最高戦争指導会議が開かれていた。
第二の原爆投下の可能性についても言及された。陸軍の梅津参謀総長は言った。
「はたしてアメリカが原爆をどんどん用いるかどうかは疑問である」
会議が続く中、二発目の原爆が長崎に投下された。

陸軍の参謀が残した備忘録。
軍の中枢が、敵機が接近中であることを事前につかんでいたことが記されている。
「キャッチしたが処置なし。あとの祭りとなる」
せまり来る危険を察知しながら参謀本部は動かなかった。

長崎で出撃に備えていた元パイロットの本田稔さんは、初めてこの資料を目にした。
「分かってた…。じゃ何で命令ださんですか?5時間もあったら十分待機できたはずですよね?」

「これが日本の姿ですかね?」と寂しそうに言った。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
国にとって不利になること、責任を問われかねないことは学校はもちろん、国からも政府からも教えてもらったことはない。

皮肉だけど、今は安倍さまの御用局となっているNHKのドキュメンタリーで多くのことを知りました。

末期的症状であるにも関わらず、あくまで楽観的。
情報を得ながら何もしようとはしない。
事実を国民にひた隠しにする。

今の日本の政治、特に原発事故と再稼働への対応を見てると、70年前と妙に似ていて、全く変わっていないことに愕然としてしまいます。

戦争の反省を戦勝国に任せて、
自ら検証や総括をすることなく、
戦後は復興だけを目指し、
何があったのかを積極的に後世に伝えることを怠った。
このツケが全て今の政治と社会に及んでますよね。


■長崎原爆投下、9日で70年 過去最多76カ国が参列へ
(朝日新聞デジタル - 08月08日 22:20)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3557542
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する