国内２発目の超巨大地震発生も、カウントダウン日数読み段階に突入してきたような異様な空気が漂ってきたような感じさえします。
5/30に小笠原諸島西方沖、深さ682ｋｍと超深発でM8.1の巨大地震が発生、神奈川県で最大震度５弱の揺れを観測するなど、震源が深すぎた事から被害はなかったものの、この巨大地震は今後の日本列島に大きな意味をもたらしたと考えられる。
速報68）日本沈没が開始されたか，地震断層面積移動平均対数曲線，2015年6月の地震予報
静岡大学 新妻名誉教授のHP参考
http://www.niitsuma-geolab.net/archives/4109
専門用語も色々と多い事もあり、この説明文では何を書いているかサッパリ分かりません、僕もざっとしか理解はしていませんが、簡単に書いて行こうと思います。
ここでよく出てくる言葉 『スラブ』 とは、海溝からマントル沈み込んだ海洋プレートの事をいう。
よくスラブ内地震とか言いますが、その手のタイプは海洋プレート内部の深発地震の事を指す。
映画「日本沈没」を見られた方もいるかも知れませんが、映画「日本沈没」では停滞スラブの下部マントル、いわゆる下部マントルでも最も深い場所が破壊された事により、下部マントルに引き込まれる力が強くなり、１年足らずで日本沈没に至るを事を示しています。
あれはフィクション的なものなので、１年足らずに日本沈没と言った大袈裟な設定ではありましたが、現実的にはそこまで大袈裟な設定ではなくとも、破壊されたスラブがの張力が海溝外にまで及んでいることを示し、浅発でM9±を引き起こす圧力が掛かっている事を意味する。
それと、もう一つ気になる事として、5/30の小笠原沖M8.1の巨大地震発生から、似たような形の深発大地震が2010年にも発生している点です。
2010年１１月30日 小笠原諸島西方沖 M7.1、その２２日後の２０１０年１２月２２日に父島近海 M7.4の大地震が発生、それから８０日後の2011年０３月１１日に東日本大震災 M9.0
その後の分析では、２０１０年１２月２２日の父島近海M7.4が、東日本大震災のトリガーになったのではと仮説もあるが、5/30から２ヶ月以上が経過し、東日本大震災の例を当て嵌めると、そろそろ発震時期に突入してきた。
僕だけでなく、近々に日本列島で巨大地震クラス以上のものがお盆休み前後に発生する可能性があると警告している専門家が二人もいる件、串田嘉男の予測からは、近畿圏でM7.8の巨大地震が発生の可能性がある事を警告し、麒麟地震研究所の宇田氏の予測からは、アウターライズ地震M9±が起こる事を警告しています。
予測とする発震場所が違えども、地震予知スペシャリストの同じ時期に巨大地震クラスの地震が発生する可能性があるとの警告は無視出来ない事とも思います。
僕的には、宇田氏の警告とするアウターライズ地震や串田氏の予報の近畿圏の巨大地震よりも、木村教授が警告している伊豆小笠原沖での発生が濃厚なのではと思います。
その根拠としても、5/30以降にも周辺での地震活動の活発化、八丈島近海での群発地震の活動、周辺で連続的に起こる大気重力波の出現、いずれも伊豆小河原沖超巨大地震前兆を表しているものとも読み取れます。
２人の地震予知スペシャリスト達が警告している事からも、そろそろ防災に力を入れなければならななくなる事と思います。
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