学説は変わる

そんな大げさな話ではありませんが。

先週に引き続き幕張メッセへ行き、「メガ恐竜展2015」を見てきました。
内容的には、どっちかというと見世物的で、学術的な展示を求めるなら科博でやってる
「生命大躍進展」の方がはるかに優れています。
いや、面白くはあったんですがね。
で、展示を眺めていると、学説というか恐竜の種類が一部変わっていたことを知りました。

子供のころ、恐竜図鑑にはブロントサウルスという恐竜が必ず載っていました。
雷竜、今でいうと竜脚類の恐竜ですが、その代表格の一つでした。
その後、大学の頃だったかなぁ、ブロントサウルスはアパトサウルスと同種の恐竜であると
いう研究結果が発表され、命名規約にのっとりブロントサウルスという学名は抹消されました。
（アパトサウルスの方が先に学名（種名）として登録されていたわけです）

ところが今回の展示によると、最新の研究結果ではブロントサウルスにはアパトサウルスと
異なる特徴がいくつかあり、やはり別種であるということになり、ブロントサウルスという種名が
復活したとありました。

これだから知識の更新はかかせませんな。
なんにせよ、子供のころ慣れ親しんでいた恐竜が復活したということで、ちょっとうれしくなった
日曜日でした。
・・・またいつの日かひっくり返るかもしれないですけどね。