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2015年07月31日22:25

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ブル−アイス

元諜報部所属で、今はジャズ・バーを経営するハリー(ケイン)は、信号待ちをしている時に、米国大使の妻ステイシー(ヤング)と軽い接触事故を起こした。後日、オペラに出かけた二人はハリーの部屋で一夜を共にする。ステイシーから、あるトラブルの解決を頼まれたハリーは気楽に引き受けるが、その途中、仲間のオージーが殺される。だが本当の大きなトラブルは、その後に待ち受けていた……。当時、60歳のケインがアクションを見せる。ミステリアスな役にうってつけのヤングが好演。映像派マルケイは面目躍如的シーンも。舞台がイギリスなので、Vz63やCz75(2nd Ver.)など、アメリカ映画であまりお目にかかれない銃も魅力のひとつ。ケイメンは、いつもながら素敵なスコア。“ブルー・アイス”とは、それが落下し、人に当たる確率は万に一つ以下といわれる、航空機に付いた青い氷(多分に、トイレの廃水と思われる)のことだが、ハリーにとって生涯に一度巡り会えるか会えないかの危険な恋の直喩でもある。

http://ameblo.jp/eigasuki/entry-10207777538.html








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