破綻している絶対の根拠…？

■首相「絶対」「断じて」「いささかも」断言連発の理由
(朝日新聞デジタル - 07月30日 22:09)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3542751

何故か二流詐欺師の弁明のように聞こえてくる安倍総理の身内与党議員への
答弁だった。絶対と言う、断じてと言う、いささかもと言う、それは凡ての法体系
の頂点にある憲法に適合していないからこそ、そう振舞う外務、防衛、総理、
3閣僚の確信のない答弁だった。

論議が尽くされないままに法案化、米国との約束？の為、衆議院を強行採決
で通過された新安保法案。政治の究極の目的である【国民の生命】が危機に
晒されそうとしている。多くの憲法学者が違憲であると具申しているのを振り
切って安倍総理は独善・独裁の政治に暴走している。

嘗て民主党政権当時の菅総理と自民党議員の論議が噛み合わずに空転して
いた頃を思いだす。安倍総理が師と仰ぐ小泉総理も野党民主党とは噛み合わない
舌戦をしていた。国民に理解されない政治をしてはいけないのだ。基本に戻る。
それは国民に理解される、国民に受け入れてもらえる政治に戻る事だ。

絶対…と繰り返す安倍総理の饒舌は既に破綻している。今、オワハラなる新語
が登場しているが、約束を守らないブラック企業が増えている。政治が国民を欺く
模様は社会の様々な面に出現している。絶対などないこの不条理の世を合法的
に修正できる唯一の手段は政治なのに…。