mixiユーザー(id:24083129)

2015年07月30日05:39

355 view

根源的破滅招来体(+追記)

■野生ミドリガメ、国が駆除に本腰 生態系への影響大きく
(朝日新聞デジタル - 07月29日 20:52)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3540733

「ミドリガメさんが悪いんじゃなくて、ミドリガメさんを持ち込んだ人間が悪いんだ!」と思うのは当然のことで、「根源的破滅招来体」を思い出してしまったのであった。

特撮オタっぽい話でスミマセン。
「ウルトラマンガイア」で、丸一年かけて描かれた環境破壊の話そのものなので。

外来種(ミドリガメさん)がいきなり現れて暴れまくり、在来種が脅かされる。
フォト
外来種怪獣C.O.V.さん。

それに怒り出す在来種ギールさん
フォト

ウルトラマンは当然外来種C.O.V.さんをやっつけるんですが、C.O.V.さんには害意も敵意も無い。
只、何者かに拉致られ、知らない環境に放り込まれてパニクってるだけなのでした。

ウルトラマンも本当の敵はC.O.V.さんではなく、C.O.V.さんを連れて来た何者かが本当の敵だと悟ります。
記事で言えば、ミドリガメさんが悪いのではなくミドリガメさんを持ち込んだ業者たちが真の敵、ということですね。
番組内では、破滅をもたらす存在「根源的破滅招来体」の襲来はコンピューターによって予め予測されており、当初は外来種C.O.V.さんが根源的破滅招来体だと勘違いしていたものの、外来種を送り込む何者かこそが真の根源的破滅招来体だと気付きます。

で、ウルトラマンさんの目的は「地球環境を守ること」なんですが、
「環境を守る為に一番邪魔なのは何か? 誰が環境を最も壊しているのか?」
となると、一番悪いのは我々「人類」で。

フォト
で、青い方のウルトラマン・アグルさんは人類を攻撃するのもお構いなしです。
環境を守るという信念があるので、外敵駆除に人間を巻き込んでも平気です。
なのに、眼の前で子供が危ない目に遭うのを見ると助けてしまって、
「俺は人類を滅ぼしたいのに、何故助けちゃったんだ?」と自己矛盾に悩みます。

実は「人類を滅ぼすのが地球の為になる」と、根源的破滅招来体に騙されてたんですけど。


で、赤い方のウルトラマン・ガイアさん。
フォト
外来種を駆逐することに変わりはありませんし、人類が環境破壊の最大の要因だと解った上で、尚且つ在来種と人類の共存を目指します。
そこが短絡的且つ現実的なアグルさんと、長期的且つ理想主義のガイアさんの違い。
結局外来種を駆除するという共通の目的で両者は和解・協力することになりますが。

一つややこしいのを思い出した。イザクさん。
フォト
実際に人類は多くの種を滅ぼしてきて、環境に対する罪を背負っているわけですが、
このイザクさんも元は普通の生物で、人類に滅ぼされた種です。
人類は彼に対して絶滅させた負い目があります。
その絶滅種の遺伝子を根源的破滅招来体が外敵に改造して送り込んでくるんですが、
当然ウルトラマンとしては外敵を駆除しなければなりません。
駆除すること自体も難しいことではありません。
ただしイザクさんは元々在来種であり、彼を駆除するということは、人類の罪を更に重くすることになるわけで。
駆除したところで嬉しくもなんともないばかりか、罪悪感、倍率ドン!となるのです。
関係ない話ですけど。

(追記)
で、根源的破滅招来体に言わせれば、人類は今のところ地球の環境を破壊しているだけですが、放っておくと宇宙に進出し、更に環境を破壊する存在になるから人類を潰しておかねばならないのだと。
根源的破滅招来体を撃退しようとしている我々人類こそが根源的破滅招来体なのだと。
そういうややこしい話。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

そんなこんなでミドリガメさんカワイソウ(;´д`)
別にオチも何もございません。



すいません。丸っきりオタ話でm(_ _)m
10 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する