【雑談】パンが好き

「女なら誰とでもセックスしたい。死後そんなに経っていないなら死体でも可」が座右の銘でもある肉食中の肉食（もはやハイエナ）。まさにこの地球上の頂点捕食者とも言える野獣男子のこの俺でも、実はパンが大好きだったりするのである。

いまだに「将来の夢はパン屋さん」などと年甲斐もなく言ってしまいたい衝動に駆られるというか、逆に子供の頃なんかパン大嫌いであんなものぜったいに認めねー！なんて息巻いていたわけだが。

たとえば学校給食に出てくるコッペパンや食パン、レーズンパンなどは例外なくすべてビニール袋に入れて机の中に放置。

一ヶ月後とかにカビカビの状態で何十個ものパンが発見され、親が担任に呼び出されるなんてのが日常茶飯事なのであった。

それにしても当時の学校給食のパンの不味さは一体ナニゴトであろうか。

食べ物とは思えない味気なさで、まるでスポンジ食っているみたいだった。
こんなものカビがはえる前から十分ゴミじゃねーか！などというパンクな悪態を脳内で叩きつつ、お行儀よくビニール袋に仕舞い込む幼き日のデヴォくん。

で、何の話だっけ？
あそうそう。パン大好きになったんです。大人になってから。

つまり給食のパンを食べる必要がなくなったから、市販のパンなんかを食べたら美味しくてびっくりしちゃったってわけ。

パンにもいろいろ種類はあって、菓子パンや惣菜パンなんかも美味しいのあるけど、俺がいちばん好きなのはクロワッサン。

ほら、女子っぽい。
「クロワッサン」なんて高貴な響きだし、おしゃれ感満載。
フランスっぽいじゃん。そうフランスなんだよね。

何を隠そう、数十年前に旅行でパリに行ったときのレストランで食べたクロワッサンがクソ美味くて、ほら、パリなんかでクロワッサン食べちゃったりしている俺すごいでしょ！っていう自慢ももちろんあるんだけど。

それ以来、日常でクロワッサン食べることの素晴らしさに目覚めてしまったわけや。

いまはどこに行ってもクロワッサン売ってるけど、コンビニなんかのヘナヘナしたクロワッサンなんかに興味はなくて、やっぱ表面がガッチリとしたやつ。もうパリッパリで、ほおばったらカケラがポロポロ落ちるくらいじゃなきゃダメ。でも中身はホンワリしていてバターの風味なんかもお上品かつクドすぎないような味わい。

そんなのを食べたくなるわけ、ほとんど毎日。

よって、美味しいパン屋さん探しに余念がない。
取材などで知らない街を歩けば、周辺のパン屋さんが気になってしょうがないのである。
で、時間があればぜったいに立ち寄って、必ずクロワッサンを購入。
その味次第でお気に入りのパン屋さんに昇格するって寸法。

つまり、クロワッサンの出来で良い店かを見極めるという、なんかもうプロみたいな判断をしているのだ。

とにかｊくそんな感じで、今日も新たなパン屋さん発見して、もうウキウキなのです。
肝心のクロワッサンが売り切れていたので、後日改めて立ち寄りたい。なんてすげー女子のブログみたい。

余談だが、先日近所の夏祭りの屋台で「クロワッサンたい焼き」というのがあったらしく、娘と出向いたカミサンがおみやげで買ってきてくれたんだが、これがもうウマすぎてマジでホッペはもちろん目ん玉とか余計なモノまで落っこちそうになって大変だった。