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2015年07月28日19:19

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【映画】グランドマスター

中国拳法を統一しようという流れから戦争が起きて、激動の時代を生き抜いた拳法家たちの一生。

ブルースリーの師匠イップマンを、トニーレオンが演じる。
ドニーイェンとはまた違ったイップマンの魅力を見せてくれる。
共通して言えるのは「イップマンは打ち込み時が姿勢正しく、型が非常に美しい」。

カンフー映画と言うより、中国史映画だった。
最初のナレーションから、「誰が中国最強か決めようぜ」的な展開かと思ったら、全然違った。
日中戦争を挟んで中国が日本に占領される。
中国拳法界から裏切り者が出て、一族の長を殺害した。
そいつは一族の娘に粛正されて、その女性もイップマンと交流した後、病死。
思わせぶりに登場した国民党工作員も、別ルートで出世しましたよ、という説明止まり。
イップマンとは戦わない。
このように、ストーリーを追うとまったく楽しめない映画。

「カンフー純文学」というか、殺陣の美しさや力強さを味わう映画である。
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