mixiユーザー(id:27896)

2015年07月26日14:24

188 view

「普通に気がつかない人は一度痛い目に遭わなければわからないのでしょうか?」+その他2本

今日、家の近所で「戦争法案の成立を許すな」と銘打った緊急集会があります。あの法案が、どうやったら戦争につながるのか、是非とも聞きたいので様子を見にいこうかと思いますわーい(嬉しい顔)おそらく、条文も読まずに気分で反対しているだけなのだと思いますが・・・西部先生ですら、かつてはそうだったのです。

『核』が日本を沈没から救う 西部邁ゼミナール 2010年10月16日放送

https://www.youtube.com/watch?v=2-69iLsOE3g

----------------------------------------------------------------
週刊西田一問一答おまけ「普通に気がつかない人は一度痛い目に遭わなければわからないのでしょうか?」

https://www.youtube.com/watch?v=LtuLVj5CNP4&feature=youtu.be

●ゆうじさんからの質問(平成27 年7 月7 日)

私は、西田昌司先生とほぼ同じ考えを持ちます。しかし、6 年ほど前に西田昌司先生と同じような事を話したら、友人とものすごい大喧嘩になりました。小泉構造改革についてです。もう、このまま普通に気がつかない人は一度痛い目に遭わなければわからないのでしょうか?

●西田昌司の答え

痛い目に遭ってもわからないのです。

日本は大変に痛い目に遭っているのですが、そのことが整理されていません。「あの時は、あれで仕方なかったんだよなあ」程度の感覚しかないのでしょうし、自分達が間違った改革騒ぎに快哉を叫んだ結果、日本がおかしくなってしまったことなど、ほとんど気が付いていないのでしょう。

言っては悪いですが、日本には、日本列島人ならぬ日本劣等人が増えているのだ、と思わずにはいられません。

----------------------------------------------------------------
週刊西田一問一答おまけ「再生数の少ない一問一答を私共の為にわざわざ続けてくださる理由は?」

https://www.youtube.com/watch?v=P5TZ9LVZTTU&feature=youtu.be

●ただしさんからの質問(平成27 年7 月14 日)

再生数の少ない一問一答を私共の為にわざわざ続けてくださる理由を教えて下さい。

●西田昌司の答え

再生回数が上がるよう、皆さんには拡散のご協力をお願いします。

再生回数の多少にかかわらず、皆さんの質問に答えるのは私にとっての良い勉強になっていますし、政治家である私と、国民である皆さんが対話することは、政治を取り戻すために一番大事なことだと思っています。私が議員である間は、一問一答を続けるつもりです。

----------------------------------------------------------------

●一平民さんからの質問(平成27 年7 月14 日)

政の大体は、文を興し、武を振ひ、農を励ますの三つに在り。其他百般の事務は、皆此の三つの
物を助くるの具也」と、西郷さんはこう言い遺したそうである。・・・御仁は、今で云う所謂イノベーション・積極財政には慎重であったかのような印象も受けるが、それは、考えもせず単なる新し物好きの浮ついた世間の「気分」を戒める意味合いであったかもしれない。・・・農を産業・安心雇用振興と読みかえれば、「教育」と「自衛」とを併せて政治の、そして政治家の本務を、全てではなくても、その重要な核心を簡明に示しているものと素直に受け入れることができる。彼の人への個々の賛否は別にして。・・・具体に何を・どのようには、将来を担う若い人達の、時代「気分」や時の権勢へのすり寄りとは無縁の、堅実な営為に懸かっている。これが、真に、大勢を占める平民が望んでいることである。

●西田昌司の答え

一平民さんのご質問はいつも長くて難しく、上手くは答えられませんが、私なりの回答をさせていただきます。

一平民さんが挙げられた西郷の言葉は、彼の遺訓集の『南洲翁遺訓』にありますが、私もこの言葉が大好きです。しかし、今の日本の政治は残念ながら西郷の言うようにはなっていません。

西郷の言うように、政治の大きな目的は、国民が精神的に豊かに生きられるように教育を充実させ(文を興し)、他国に攻められないように軍事力を備え(武を振ひ)、国民が飢えることのないように農業を守る(農を励ます)の3 つでありますが、要するに、国柄を守るということが大事なのです。

社会がグローバルになっており、特に金融が顕著ですが、企業活動がどんどんと地球規模になっています。国境を越えた企業活動は、グローバル企業にとっては利益になりますが、国内においては経済の空洞化を招いてしまい、「グローバル企業の利益は、必ずしも国益に一致しない」現実があります。世界を一つの市場と考える企業の論理をどうやってコントロールするかが、現代の政治の要諦だと思います。

----------------------------------------------------------------
週刊西田一問一答おまけ「真実を知ると性格が捻くれてしまいますが、そうならないようにする秘訣とは?」

https://www.youtube.com/watch?v=NCXIGc6_Sqs

●ただしさんからの質問(平成27 年7 月21 日)

若い頃から大衆が認識するそれとは違う真実(本当に真実なのかどうかは問いません)を知ってしまうと、大衆を冷やかな目で見つめてしまい性格も捻くれてしまうように思うのですが、西田先生を見るに、そのようには感じられません。何か秘訣でもあるのでしょうか?

●西田昌司の答え

私自身も、以前は大衆でありました。

現在の私は、マスコミの報道とは異なる発言を多くしていますが、以前の私は、マスコミの報道をそのまま受け入れていました。マスコミの報道に接して育った子供の頃は自然とそうなるのですが、大きくなってからは何かしらの違和感を覚え、西部先生の本などを通じて真実に目覚めました。

マスコミに扇動される大衆はとんでもないとは思いますが、私自身もかつては大衆だったわけであり、一方的に冷やかに非難していいものではありません。今は大衆であっても何かのきっかけがあれば目覚めてくれるのではないか、そのように目覚めた人間を増やすのが私の使命である、との思いから、私もいろいろな形での発信に努めています。

11 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年07月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031