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2015年07月26日01:29

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7月26日の誕生花・草の王(クサノオウ)

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7月26日の誕生花と花言葉は、苦蓬[にがよもぎ](冗談・からかい・平和)、ジニア(百日草[ひゃくにちそう])(幸福)、ステファノティス(傾聴する)、ハルシャギク(上機嫌・陽気・常に快活・清い心)、ブーゲンビリア〈ピンク〉(情熱・魅力いっぱい)等々があります。今回は、白屈菜[くさのおう]を取り上げます。花言葉は、「思い出」です。

ケシ科クサノオウ属の植物です。生薬名は、白屈菜(ハックツサイ)と呼ばれ利用されています。 クサノオウの方言に、田虫草(タムシグサ)、疣草(イボクサ)、皮癬草(ヒゼングサ)、血止草(チドメグサ)〈チドメグサの名は全く別種の草本の標準和名がありますので注意して下さい〉等々があり、いろんな地方によって呼び方は違いますが、共通するのは、皮膚病と関係が深い名前で呼ばれている事が推測できます。クサノオウの名前の由来は、皮膚病の「くさ(湿疹)」を治す薬効があるために、「くさ(瘡)の王(おう)」と呼ばれるようになったといわれています。また、クサノオウに充てる漢字に「草の黄」がありますがこれは葉を傷つけると黄色の乳液を流す事に由来し、「草の王」は、皮膚病以外に内臓病の鎮痛剤としても用いられた事から、薬草の王様という意味で付けられたようです。
全草に約21種のアルカロイド成分が含まれ、人間にとって有毒で皮膚に触れると炎症を起しかぶれます。この性質を利用して、モ皮膚に触れると炎症を起す。皮膚の弱い人は植物体そのものも触れるとかぶれる危険があります。この性質を利用して、小説「ルパン」シリーズで作者のモーリス・ルブランは、主人公アルセーヌ・ルパンの変装の小道具の一つとしてクサノオウを使用させています。
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