mixiユーザー(id:70927)

2015年07月23日23:35

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Gravity Daze 終了

サブタイトル略 フリプです。
2012年のゲーム大賞 受賞作品

いわゆるVitaの機能を活かしたゲーム作りをしようというとPS3からプラットフォームを変えてリリースされた作品らしく、画像タッチやジャイロセンサーなどを操作にごりごり盛り込んだ、オープンワールドゲーム。
端的にいうと、自由に空を飛べるアサシンクリードでした。
フィールド内の所定の場所に行ってミッションをこなし、話を進めるところはまんまです。

このゲームの決定的な肝は、重力操作。基本、いつでも任意の方向を重力の下(底)と設定することができ、例えば上空を重力の底と設定すると、プレイヤーは上に「落ちて」いくことが出来ます。
この重力設定を、発動、停止、静止と1ボタンで行えるので、主人公はそれを駆使することで設定された広大な空間をかなり自由に飛び回る(落ち回る)ことが出来ます。
最初はこの重力維持が長く出来ず、また操作にもクセがあるので、中々満足に動くこともままなりません。が、進めて行くうちに、この重力維持も長くもつようになり、慣れてくると、街の中をそれこそ縦横無尽、好き勝手に飛び回る超人ごっこが出来るようになり、なかなかの爽快感。フィールドもそれに応えるだけの作り込みがされており、街を巡る楽しさがある。

ただ、その重力移動にウェイトが割かれているせいか、通常移動が投げやり。
普通にスティック倒して移動するのでさえ、微妙な引っかかりがあるのは仕様なんでしょうか。
他にカメラ移動がマニュアルなんですが、この操作が慣れないと曲者で、思った所に移動できないストレスがイライラ。とにかく、慣れて移動に苦労がなくなるまで。ここに一つ壁があるかもしれません。

ボリュームは軽め……って言うか、まあストーリー追いかけるだけなら適量。
ただ、お話自体は意味深に作られてる割には何も解決しない雰囲気ゲーなので期待するトコじゃないです。ミッションのアクションと戦闘を楽しむのが吉。
まあ、その戦闘もできることの多さの割には、必殺技と重力キックだけに落ち着くんですけどね。
つまり、新規ハードにありがちなハードの機能を使う操作関係は軒並みいらないっていうか、ダダ滑りというか。もう、これはスーファミなら回転拡大縮小入れましょうってのと同じでしょう。
キャラの雰囲気や世界観づくりは上手くいってると思うので、そこに浸る事ができれば勝ち。本当にアサクリだなーアサクリは、ストーリーは大きいのがあったけど。

唐突なおまとめ
続編制作は発表されてますけど、シリーズ化できるポテンシャルは確かに秘めている作品。
とにかく重力移動の1アイディアをゲーム化する中で、どうしても洗練されていない荒削りな部分がストレスになることも多いですが、その細かい不満が改善されれば、より自由な空間を飛び回れる更に楽しいゲームになる期待感もあるかなと。作りこみは大変そうですけどね。
後、音楽は最初ピンと来ませんでしたが、世界に浸るとピッタリでだんだん気に入るさすがの作りでした。

プレーに必須ではないクリアタイム系のミッションは、後回しでというのを強く推奨します。
ここの基準タイムとかにキリキリしてたら、先にゲーム投げることも十分ある。自分が強くなってからじっくりやりたければやるで。この操作だとあんまり詰める楽しさはないんですけどね……w
すごく使いこなしてる人もいるので、そこはセンスと練習の差かも。

とりあえずストーリーは終えて、3rdPrize位は取って終了。
次はちょっとVita離れますかね、フリー期間なのでほどほどに。
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