はい、お待たせしました(待ってた?)
私はあまり日付を大切にするタイプの人ではないのですが、7月18日は、私の「記念日」に認定しても良いかと、そんな風に思ったりしています。
この日は私にとって、みっつの意味合いを持つ日になりました。
まず、普通にオフ会報告をしていいかしら。
わが心の友のぽるかさんが、私に会いたい、と言ってくださったのは、実は5月のことでした。5月の連休。何をおいてもお会いしたいと思い、遊びに行く予定が、などといったことであれば、そんなことよりも、と最優先事項で駆けつける、気持ちはあったのですが、5月はすでにご報告の通り、母の一周忌にて、宇和島に帰っておりまして、会いたい願いは適わなかったのです。またぽるかさんご本人も体調が万全ではなく、流れてしまった話ではありました。
そして、6月に入ってから、再びぽるかさんよりの打診、5月のリベンジで7月の連休に大阪に訪れるとのこと、もう一も二もなく、是非会いたい、と思ったのでした。
ぽるかさんと私。
長い付き合いになりますが、実は実際お会いしたことは一度もありません。nut-brownの黄金時代、ネットを通してよく語り、旧知の仲のような気持ちを持っていたのでしたが、ついに今までお会いする機会を持てなかったのでした。
実は、今回のやり取りで、はじめてちゃんとご本名を伺った、という。
余談になりますが、当日の朝、お出かけモードで浮かれている私に長女が、「誰に会うん?」と聞いてきまして、「え・・・ネットで知り合った人だよ」と告げると、「ママは世間知らずやからなあ、だまされないように気をつけや」ですと。「あら、あんた若いのに割と保守的なのね」と答えた私なのでありました。
あなたの親も、ネットではないけれど、似たような経路で結婚してますからね。
いやいや、話を戻しましょう。
ぽるかさんには是非お会いしたい。
そのとき、私の中に、また別の野望が。
「そうだ、この日を私の着物デビューにしよう」
ずっと書き続けていますように、母の死をきっかけに「お着物の世界」にはまりつつある私。頭でっかちな私ですから、着物に関する資料にはいろいろ目を通し、ある程度の知識はついてきたように思うのですが、さて、実際に着る、となると。
いくら普段着物を目指したい、といっても朝起きて着物を着て家事をする、などというオフネさんのような生活は出来ません。これ、という外出の機会も持たない私、「これ」がその機会だわ、と思いました。
密かに、着物コミュでコーディネイトの相談をし、その日に備えておりました(相談しなかったら、危うく長襦袢に襟芯入れ忘れるとこでした)。
しか~~~し、ぽるかさんご自身の体調が第一ではありますし、実は私自身にも懸念事項がありました。
これは別に改めて書く方がいいのかも知れませんが。
実は私自身の仕事に変化が訪れようとしていまして、その日はもしかしたら大切な日になるかもしれなかったのです(あ、これは公開はNGかな)。
まあ、その話がなくなった、ということで、これはまた別の意味で人生の分岐点となった日、と言えるかと思います。たぶん私三月で失業します。ぼそぼそ。
次に気になったのは、「お天気」のこと。
台風11号が関西圏直撃、ということで、ぽるかさんは交通機関のことをもちろん気にしておられまして、一方私は自分の着る予定の着物のことで頭がいっぱいだったという・・・。
なるべく遅い時間にお願いします。
そうお願いしたのは私。19時の待ち合わせで、本当を言うと、仕事を早番にしてもらい、5時にあがったとしても、そのまま駆けつければ充分に間に合うはずではあったのです。
が、私だよ。
はじめての着物なので、もちろん着付けは美容院を予約しました。それだって、5時までに着付けをしてもらっても十分間に合う(待ち合わせ場所までたぶん一時間あればいける)。
でも、充分に余裕を見て2時に予約いたしました。いろいろあって、着付けが終わり店を出たのが3時半。
台風は過ぎ去り、厚い雲の向こうから、ぎらぎらした太陽が顔をのぞかせておりました。
(ご飯の支度にて中断 つづく)
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