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2015年07月19日06:26

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ボランティアの旅 2015.07.18

この日は富岡町でお手伝い。
福島県浜通り北部の相双(そうそう)地域で活動を続けているチームに参加してきました。

今回は上述のチームのうちのひとつ、福興浜団のメンバーの実家であるホテルが現場。
客室含めて室内全ての荷物を搬出するという作業内容でした。

ホテルは本館、新館と二棟あり、客室が合計50部屋、その他レストラン、宴会場、倉庫、等々。
この日の参加者は20人強。
共同通信社の人が取材に来てました。
明日も同ホテルで作業をするそうですが、僕らは今日のみの参加です。

客室を見ると、震災当時に貴重品だけ持って避難したことが想像できる状態。
当日の状況に思いを馳せながらの作業となりました。
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個人の荷物の他に家具、家電、布団、倉庫の備蓄品といったホテルの備品も搬出対象です。
中でもベッドのマットレスには体力を奪われました。
2階からならまだしも、4階から降ろすと腕がパンパンです。
(夏に向けての美ボディー作りにはよかったのかも)
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作業慣れしているメンバーが多かったこともあり、粗方のものは搬出し終えることができました。

***

普段は(といっても月に2回程度ですが)来年の4月という明確に帰還の時期が決まっている南相馬でお手伝いをしていますが、楢葉町、川内村と他にも避難指示が解除となる地域があります。

今日、お邪魔した富岡町の一部は将来的に居住ができるであろう、避難指示解除準備区域となっています。
来年の状況は分かりませんが、富岡へ行く機会が増えるかもしれません。

*参考 避難指示区域の概念図(平成26年10月1日)
https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/library/141001_suiizu.pdf

お手伝い後に立ち寄った富岡駅跡地から見える黒い壁と長く稼働が続くであろう処理施設の風景は、生活を再開するにはどのくらいの年月がかかるんだろうと。
気が遠くなるのを覚えました。
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