mixiユーザー(id:11047152)
2015年07月18日20:13
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大冒険
５月頃、名古屋に住んでた頃の友達Ｎちゃんから突然電話が来た。
若かりし頃、だんなの転勤で住んでた所は名古屋市東区の大幸東団地。
最近はナゴヤドームが出来たりそれに付随して地下鉄ができたりで開けた都会になっているようだが、当時はバスしか走っていない、郊外の住宅地だった。８階の部屋のベランダからターミナル駅の大曽根周辺の看板が見える程、高い建物が無い、のどかな場所だった。
そこで長男次男が産まれ、私は夜は製図の内職をして昼は子守をするという物凄い毎日を送っていたが、そこで友達もでき、一緒に生協を頼んだり、公民館借りてひな祭り会を開いたりして、まあまあ楽しい日を送っていた
だいたい６人ぐらい集まって毎日なんやかんやしていた。休みの日にはだんな衆も連れて郊外の公園に行ったり、連れだって長島スパーランドで遊んだりしてた。
でっかい団地なもんで、転勤族が多く、引っ越して行った友達も交えて旅行にも行った。
旅行は毎年企画され毎回誘われていたが、その頃のうちは、だんなの故郷の鹿児島に毎年行かなければならず、航空運賃がべらぼうに必要だった為激貧で、旅行へは一回行ったきり。それもキャンプ場だった。
宿泊費が出ないんだ･･･orz
ま、それはそれとして･･･。
グループの中でも特に仲の良かった大阪人のＮちゃんからの久しぶりの連絡。あいにく私は仕事に行ってて長男が電話を取った。「又電話するって〜」とは聞いたが、最後の連絡からもう１０年ぐらい経ってて、Ｎちゃんの自宅の電話も携帯も番号が変わっていて、折り返し電話できなかった。
彼女のだんなは当時から財布の紐がユルユルで、私より先に大阪に帰っていたＮちゃん、２０�圓阿蕕し磴笋擦靴討燭�ら、どうしたんだろう。何かあったのかと心配した。
数日後かかってきた電話で、結局財布のユルユル加減が嵩じてどうしようもなくなったとかで最近離婚したという事だった。私と同じように、食い詰めて介護の世界に足を突っ込んでいるらしい。最近又激やせして病院に行ったという事だった。
心配だったし、せっかくだから会おうという事になった。
そして今日、やっと日が合って私が行く事になった。
彼女は大阪の北の方にに住んでるらしい。
昼ご飯を一緒しようという事になった。
９時に起きて、昨日「車を使いたいから送ったるわ」といっていた長男を起こそうと声を掛けると、眠たいらしく「車、今日はもうええわ」と言う。
仕方が無い。自力で行くか！
いつも、初めての場所へ行く時は自作の地図を作ってから行く。
ルートを決め、広域のものから範囲を狭めて行って、だいたい３枚ぐらいプリントし、曲がる交差点の名前に蛍光ペンで印しを付けたり、付近図で信号の数を記入したりする。
地図は読めるけど、スーパーマップルを片手に運転するのはちょと危険。みきちゃわんは安全運転が好きなんだぁ〜
今朝もＰＣのgoogle mapで下調べしたけど何故かプリンターがオフライン。
ラインを調べてる暇はない。ま、いいや。近畿道降りた辺りからスマホでgoogleナビして貰えば何とかなるだろ。
うちで取れた完全無農薬の梅を使って漬けた梅干しと、うちの非常食の中から魚の缶詰や、この前買った高級どら焼き（笑）を持って、ガソリンを入れて牛丼とタバコを買ってイザ出発！
近畿道迄は慣れた道。
寝屋川市にある次男坊の高校に、よく送って行ったもんだ。
第二阪奈道路から阪神高速に入り、分岐を右に曲がると近畿道北行き。近畿道は最後迄一本道だから、安全運転で左車線を行けば良い。
さてタバコでも一服･･･はぅ･･････････････
何これえ京奈和道こんな所に分岐が出来てたんかっーーーーーーー
あかん！もう間に合わん
で、京奈和に入って京都を目指してしまった･････
と･･･とりあえず降りよう･････
降りてgoogleナビを起動･･･しかし、岩手県によく似た地名の、同じ名前の団地があるらしく、「あと８時間」とか言ってる！
何回か設定しなおしてやっと「あと２７分」
･･･しかし、スマホに向かって何回も話してる姿は見せられへんな･･･
ナビちゃんが「あっち」とか「こっち」とか言う通りに曲がってると不意に見た事のある景色。
え･･･ここ、兄ちゃん（長男）の大学横の交差点やん･････
とりあえず場所はわかったけど、どっち向いて走ってるんか全くわからんまま、とぼとぼ走る。
googleナビちゃんはきっと渋滞を避けてくれてたんろうけど、思わず「なんでこんな細い道･･･」とか「なんでこんなに曲がらなあかん道ばっかり･･･」と呟いてしまう程わかりにくい道を行った。
やっとなんとか高速に乗った。
料金所を入るとＥＴＣちゃんが「通行できます」と大音量で教えてくれた･･･が
その声とスマホの「分岐を（みぎ）（ひだり）方向です」というナビの声が重なって･････ナビちゃんが負けた
えええどっち行くねん
止まる訳にもいかないので、とりあえず走った。
するとさっきまで「あと１７分」と表示されてたのに「あと３７分」になってる･････
方向間違えた
そして高速を降りて引き返し、降りたら又細い道をぐにゃぐにゃ曲がって、トラックと対向して「何でこの道やねん」と運転席で叫びつつ、やっとの事でＮちゃん宅に着いた。
「着いたで〜」と電話すると、両手を振り振りめっちゃ笑顔で出迎えてくれた。
彼女は思ったより顔色も良く、とりあえずは元気でやってるみたいで安心した。
「掃除せなアカンわ」と冗談交じりに言ってた彼女の自宅は昔と同じように綺麗に整えられていて、鬱入ってどうしようもなくなったようには見えないし、一安心。って言うか、うちの方がよっぽどめちゃくちゃやしｗ
お互いに近況を報告し、冷め切った持参の牛丼を食べながら「うちら、めっちゃがんばったやんな」と、お互いの健闘たたえ合って、べっちゃくっちゃしゃべりまくり、おやつに高級どら焼き（笑）を食べては、またしゃべった。
来た道のあまりのひどさに「金太の大冒険みたいやったわｗ」と言ってはゲラゲラ笑った。帰りはちゃんと地図で調べ、近畿道入り口まで送ってくれると言うＮちゃんに「その時は又金太の大冒険しながら帰るからそんな気ぃ使わんといて〜やｗ」と言って断り、４時半頃に現地を出発。５時半過ぎには自宅に到着した。
「マカオに着いた」り「マスカットナイフで切った」りはしなかったけど、久々に大冒険やったわ（爆笑
https:/
若かりし頃、だんなの転勤で住んでた所は名古屋市東区の大幸東団地。
最近はナゴヤドームが出来たりそれに付随して地下鉄ができたりで開けた都会になっているようだが、当時はバスしか走っていない、郊外の住宅地だった。８階の部屋のベランダからターミナル駅の大曽根周辺の看板が見える程、高い建物が無い、のどかな場所だった。
そこで長男次男が産まれ、私は夜は製図の内職をして昼は子守をするという物凄い毎日を送っていたが、そこで友達もでき、一緒に生協を頼んだり、公民館借りてひな祭り会を開いたりして、まあまあ楽しい日を送っていた
だいたい６人ぐらい集まって毎日なんやかんやしていた。休みの日にはだんな衆も連れて郊外の公園に行ったり、連れだって長島スパーランドで遊んだりしてた。
でっかい団地なもんで、転勤族が多く、引っ越して行った友達も交えて旅行にも行った。
旅行は毎年企画され毎回誘われていたが、その頃のうちは、だんなの故郷の鹿児島に毎年行かなければならず、航空運賃がべらぼうに必要だった為激貧で、旅行へは一回行ったきり。それもキャンプ場だった。
宿泊費が出ないんだ･･･orz
ま、それはそれとして･･･。
グループの中でも特に仲の良かった大阪人のＮちゃんからの久しぶりの連絡。あいにく私は仕事に行ってて長男が電話を取った。「又電話するって〜」とは聞いたが、最後の連絡からもう１０年ぐらい経ってて、Ｎちゃんの自宅の電話も携帯も番号が変わっていて、折り返し電話できなかった。
彼女のだんなは当時から財布の紐がユルユルで、私より先に大阪に帰っていたＮちゃん、２０�圓阿蕕し磴笋擦靴討燭�ら、どうしたんだろう。何かあったのかと心配した。
数日後かかってきた電話で、結局財布のユルユル加減が嵩じてどうしようもなくなったとかで最近離婚したという事だった。私と同じように、食い詰めて介護の世界に足を突っ込んでいるらしい。最近又激やせして病院に行ったという事だった。
心配だったし、せっかくだから会おうという事になった。
そして今日、やっと日が合って私が行く事になった。
彼女は大阪の北の方にに住んでるらしい。
昼ご飯を一緒しようという事になった。
９時に起きて、昨日「車を使いたいから送ったるわ」といっていた長男を起こそうと声を掛けると、眠たいらしく「車、今日はもうええわ」と言う。
仕方が無い。自力で行くか！
いつも、初めての場所へ行く時は自作の地図を作ってから行く。
ルートを決め、広域のものから範囲を狭めて行って、だいたい３枚ぐらいプリントし、曲がる交差点の名前に蛍光ペンで印しを付けたり、付近図で信号の数を記入したりする。
地図は読めるけど、スーパーマップルを片手に運転するのはちょと危険。みきちゃわんは安全運転が好きなんだぁ〜
今朝もＰＣのgoogle mapで下調べしたけど何故かプリンターがオフライン。
ラインを調べてる暇はない。ま、いいや。近畿道降りた辺りからスマホでgoogleナビして貰えば何とかなるだろ。
うちで取れた完全無農薬の梅を使って漬けた梅干しと、うちの非常食の中から魚の缶詰や、この前買った高級どら焼き（笑）を持って、ガソリンを入れて牛丼とタバコを買ってイザ出発！
近畿道迄は慣れた道。
寝屋川市にある次男坊の高校に、よく送って行ったもんだ。
第二阪奈道路から阪神高速に入り、分岐を右に曲がると近畿道北行き。近畿道は最後迄一本道だから、安全運転で左車線を行けば良い。
さてタバコでも一服･･･はぅ･･････････････
何これ
え京奈和道こんな所に分岐が出来てたんかっーーーーーーー
あかん！もう間に合わん
で、京奈和に入って京都を目指してしまった･････
と･･･とりあえず降りよう･････
降りてgoogleナビを起動･･･しかし、岩手県によく似た地名の、同じ名前の団地があるらしく、「あと８時間」とか言ってる！
何回か設定しなおしてやっと「あと２７分」
･･･しかし、スマホに向かって何回も話してる姿は見せられへんな･･･
ナビちゃんが「あっち」とか「こっち」とか言う通りに曲がってると不意に見た事のある景色。
え･･･ここ、兄ちゃん（長男）の大学横の交差点やん･････
とりあえず場所はわかったけど、どっち向いて走ってるんか全くわからんまま、とぼとぼ走る。
googleナビちゃんはきっと渋滞を避けてくれてたんろうけど、思わず「なんでこんな細い道･･･」とか「なんでこんなに曲がらなあかん道ばっかり･･･」と呟いてしまう程わかりにくい道を行った。
やっとなんとか高速に乗った。
料金所を入るとＥＴＣちゃんが「通行できます」と大音量で教えてくれた･･･が
その声とスマホの「分岐を（みぎ）（ひだり）方向です」というナビの声が重なって･････ナビちゃんが負けた
えええ
どっち行くねん
止まる訳にもいかないので、とりあえず走った。
するとさっきまで「あと１７分」と表示されてたのに「あと３７分」になってる･････
方向間違えた
そして高速を降りて引き返し、降りたら又細い道をぐにゃぐにゃ曲がって、トラックと対向して「何でこの道やねん」と運転席で叫びつつ、やっとの事でＮちゃん宅に着いた。
「着いたで〜」と電話すると、両手を振り振りめっちゃ笑顔で出迎えてくれた。
彼女は思ったより顔色も良く、とりあえずは元気でやってるみたいで安心した。
「掃除せなアカンわ」と冗談交じりに言ってた彼女の自宅は昔と同じように綺麗に整えられていて、鬱入ってどうしようもなくなったようには見えないし、一安心。って言うか、うちの方がよっぽどめちゃくちゃやしｗ
お互いに近況を報告し、冷め切った持参の牛丼を食べながら「うちら、めっちゃがんばったやんな」と、お互いの健闘たたえ合って、べっちゃくっちゃしゃべりまくり、おやつに高級どら焼き（笑）を食べては、またしゃべった。
来た道のあまりのひどさに「金太の大冒険みたいやったわｗ」と言ってはゲラゲラ笑った。帰りはちゃんと地図で調べ、近畿道入り口まで送ってくれると言うＮちゃんに「その時は又金太の大冒険しながら帰るからそんな気ぃ使わんといて〜やｗ」と言って断り、４時半頃に現地を出発。５時半過ぎには自宅に到着した。
「マカオに着いた」り「マスカットナイフで切った」りはしなかったけど、久々に大冒険やったわ（爆笑
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