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2015年07月16日21:36

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マジメな話『戦争とは?』

安全保障関連法案が衆院を通過
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3519581
さて、安保特別法案が衆議院を通った訳ですが、

まぁ、案の定というか、解りきった展開でしたね。

前々から思ってたんですけど
どうして反対派の連中は、審議拒否だの棄権とかするのだろう・・・?
法案に反対なら堂々と反対票に投票せえや!!
例え負けると解っていても、である。

「その法案は審議する価値すらない」
という意思表示のつもりなのだろうが、
私からすればただの責任放棄にしか見えない。
自分たちが国民の代表だと自負するなら
そんな小手先の悪あがきせずにもっと威風堂々と挑んだらどうなのだろうか?
正直、お前らの口から「国民の意思」だの「国民の気持ち」など聞くと虫唾が走る。
お前ら絶対、国民のことなんか考えちゃいねぇだろ。
自分のメンツしか考えてねぇだろ。(まぁ、それは与党もだけどな)

で、この法案。
要は
「日本が戦争しやすくするための法案」
ということなのだが、

当然多くの人が
「日本は戦争したがってる」だの
「日本が戦争に巻き込まれる」だの
非難轟々である。

いやまぁ、気持ちは解る。
解るのだが・・・・・・

何度も言うが

軍隊(自衛隊)は
戦争をするためにあるのではない。
『戦争をさせない』ためにあるのである。

罪を憎んで人を憎まず。
○『戦争=悪』なのであって
×『軍隊=悪』なのではない。

そもそも戦争とはなんなのか?
私はこう思います
「人間のエゴが引き起こす最悪の『人災』」
つまり『災害』だと思ってます。
なので
「どんなに戦争をしたくないと思っていても起こってしまう」
可能性があるってことです。

人の心、宗教、人種、文化、思想の違いがある限り
軍隊を持ってようが、持ってまいが
戦争は「起こってしまう」のである。
それを抑止したり対処するためにあるのが『軍隊(自衛隊)』なのです。
むしろ軍隊がなければ
敵国に「カモ認定」されるだけです。
事実、北方領土や竹島はそのせいで奪われたのですから。

「いや、やっぱり軍隊なんてない方がいい!
 争いいくない。話し合いで平和的に解決すればいいじゃない!」

と反論する人もいるだろう。

だが、残念な事実がある
それは

「話し合いは決して『平和的ではない』」ということである。
 そもそも話し合いというのは
「お互い譲歩することが前提」で始めて『平和的』なのです。
 どっちか一方でも一ミリも譲歩するつもりがなければ
 話し合いは『最も醜い罵声合戦』と化します。
 なにせ、現代の外交において『譲歩する』という行為は
 とてもリスクの高い行為だからです。
 なぜなら一度譲歩しようものなら、相手国は
「よし! 譲歩したな! 譲歩したってことは奴らの方に『非があると認めた』ことだ!!」
 と、大義にしてさらなる言論攻撃を強めてくるからだ。

 そう、現代の外交の『話し合い』というのは
「いかに相手が『悪』で、自分が『被害者』かをアピールし、相手を一方的に譲歩させるか?」なのだ。
そして自分は一切合切譲歩しない。
 もう、『取引』ではなく『恐喝』なのだ。
 そんなの話し合いのどこが平和的?

そしてそんな不毛な罵声合戦の行きついた先に戦争はあるのだ。


「いやいやいや! それでもやっぱり戦争はよくない!!」
「でも、敵が言いがかりをつけて攻め込んで来たらどうすんの?」
「とっとと降参すればいいっ!! 戦争するよりマシだ!!」
「領土奪われるよ?」
「りょ、領土ぐらいくれてやれ!! それでも戦争よりマシだ!!」
「賠償請求されるよ?」
「え? なんで? 戦わなかったのに?」
「だって降参したってことは『敵の言い分を認めて受け入れた』ってことだもん。
 つまり降参したら最後、こっちは『一方的に攻撃された被害者』じゃなくて
 『相手に酷いことをしたことを自白した犯罪者』ってことになるもん」
「そ、そんなあっ!! そんな理不尽なことがまかり通る筈が・・・・・・」
「まかり通るんだよ。それが外交なんだよ」
「そ、そんなの国際世論が認めるものか!! どう見てもこっちが被害者じゃねぇか!!」
「国際世論は『もめごとは御免』とスルーだよ。
 それでどうにかなるなら、北方領土と竹島はとっくに取り返せてるよ」
「ぐっ、そ、それでも! それでも戦争いくなーいっ!!!」
「いや、俺だって戦争なんたしたくねぇよ。戦争なんて勝っても負けても負担デカイし」
「し、じゃあ・・・」
「でも、いざとなったら『戦争する覚悟』は必要だと思うよ。
 どんなに戦いたくないって思ってても、相手が蹂躙する気満々だったら
 結局『巻き込まれる』んだから」
「・・・・・・」


・・・・・・と、まぁ色々言ったが、
言っておくけど別に、戦争することに賛成している訳ではない。
むしろ反対である。

でも、今の世界はもはや『潔癖ではいられない』のだ。

ただ、反対するのなら

「ちゃんと考えてから反対してほしい」

誰だって本音は、人道的にも、経済的にも戦争なんてしたくないのだから。

以上、戦争についてはまたいつか語りたいと思います。
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