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2015年07月16日01:48

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安保法案が可決

予定通り国会で安保法案が可決しました。最初から分かりきっていた、とはいえ安倍総理は思い切った決断であったと思います。例えば維新の会などは「会期延長が切れるまで審議して欲しい」と言っていたが、そこまで引き伸ばす事は私も反対でした。そもそもこの問題は今日や昨日出てきた問題ではない。これまでも何度も話題になっているし、審議もされてきた。もし安倍総理が米国議会で約束してきた法案成立を出来なかった、としたら安倍総理は責任を取って解散という選択をするでしょう。それは我が国にとっては大変な損失である。

https://www.youtube.com/watch?v=KPuRV0EB0FM

なるべく簡潔にこの法案の必要性をまとめた動画を探したところ、この小川教授の動画がベストと判段しました。全編でも11分程度の動画ですので、是非何度でも見返して頂きたい。

日本の立場から見れば日米同盟はコストパフォーマンスとしても最適である事は疑う余地はありません。よく「日本はアメリカの属国だ。」と批判する者がいますが、この記事をご覧下さい。

http://oboega-01.blog.jp/archives/1025838009.html
注:コレの原文はハングル語記事なのでまとめサイトを紹介します。

オバマは安倍総理に対して日本語で挨拶をし、「米国と日本は最も近い同盟国で、安倍の訪問を光栄に思っている」と話を切り出した。何処の世界に属国の代表者に対してこの様な歓迎を以って出迎える大統領がいるだろうか?近年は特に中国の力が増してきて、世界を蹂躙し始めている。この様な時期に海を隔てているとはいえ、隣国の世界3位の経済力とかつては敵だったとはいえ、戦後70年1度も争いに加担しなかった平和国家の日本を属国扱いする大統領など存在するはずがない。マスゴミのミスリードに騙されてはいけません。

平和国家になったとはいえ、日本人の強さは米国人は骨身に染みて理解している。半世紀にわたる日米同盟を米国人も当然期待しているわけです。「もし中国と戦争になった場合、間にある日本の強さが頼もしい。」米国人は皆こう思っています。何しろかつてはアジアの全域を支配した日本軍ですから。米国は軍で自衛隊と共同活動した者も多く、自衛隊の強さもよく知っています。軍事に関してだけは、日本人よりも米国人はよく知っています。その米国軍人は「自衛隊は世界一強い。」と褒め称えます。多少のリップサービスはあるでしょうが、同数なら確かに世界一かも知れません。演習で、とはいえ陸海空全てに於いて米軍のキルレシオを上回るのは恐らく日本の自衛隊だけです。

それだけ評価してくれている米国から見た場合、この安保法案はプラス査定になる事はあってもマイナスになる事は考えられない。属国云々などという妄想は捨て去って、米軍と自衛隊は共にある、と言う事を忘れてはならない。

自衛隊の装備は堅守に特化しており、万が一中国軍と衝突しても何無く跳ね返すでしょう。かつて日本軍の戦艦は悉く米軍の潜水艦に撃沈されましたが、その反省から潜水艦に対する哨戒能力は世界一だと言ってもいい。同様に日本の誇る潜水艦そうりゅう型艦は公式潜水能力こそ400mと原潜と同等ですが、実際はもっと遥かに深く潜れます。中国の原潜は400m潜水したところ、何箇所も浸水してあやうく海の藻屑になるところだったですから、その能力がいかに高いかを物語っています。

いかにイージス艦の能力が優れていても特化しているのは防空能力であり、海中はほぼノーガードですから、米軍にとっても自衛隊の哨戒能力は頼みの綱であるわけです。日本にとって最大の欠点は敵を攻撃する戦略兵器を持たない点にあります。仮に中国からミサイル攻撃を受けた、としましょう。イージス艦から発射されるSM−3は大気圏外でICBMを迎撃できます。本土攻撃に対しては各地にパトリオットミサイルも配備されています。簡単には本土に命中させる事は出来ないでしょう。しかし、防衛には限界があります。迎撃と言うのは非常に難しい作業であり、わずかな遅れが大変な被害を出してしまいます。なので、2次3次の攻撃を阻止すべく、すばやい反撃が必要ですが、日本にはその攻撃能力がありません。それを担うのが米軍の役目です。この米軍に協力しない、と言う選択は日本は侵略に抗う力を破棄する、と言う事と同義です。だから最初から集団的自衛権行使を容認しない、という選択枝はありえないのです。
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