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2015年07月15日20:05

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吉野の餅屋さん

かつて、物凄い肉体労働を強いられていた前職場は、そのストレスもあってか人間関係もきつかった。愚痴も一杯あったし、潰れそうになった事も1度や2度ではない。その中で、愚痴を言い合ったり励まし合ったりできる同僚も何人かできた。そのうちの一人Hさんに、現職場に引っ張ってもらって、今はナントカ人並みな毎日を送る事ができている。

今日はその前職場の仲良し3人オバチャン(Hさん、Kさん、私)で連れだって吉野の餅屋さんに行ってきた。

Hさんは小学生の時からずっとギターをやっていて、相当の腕前で、その餅屋さんはライブができるような店のしつらえで、時々ライブに参加しているという事だった。

ちょっと前には、オバチャン3人組で奈良の釜飯屋で釜飯を食べて二月堂に行ったりした。釜飯は美味しかったし、奈良に住んでて二月堂は初めてだったし、タイからの観光客と話したりして楽しかった。

そして、今回、噂の餅屋さんである!

前回はHさんに車を出してもらったので、今回は私が出す事にした。
奈良の南へ行くのは全く抵抗が無い。何せ毎週十津川に行ってたもんねw

168号線を南下して法隆寺ちょっと越えた所から24号線に入り、京奈和道を走る。長距離を運転するのは全くお構いなしなので、気付けばノンストップで2時間ぐらいで到着。途中の景色は田舎そのもの。大阪市内で育ったみきちゃわんは田舎の景色を見ると、遠足に出た気分で、めっちゃ得した気分だった。

前職場のあれこれを話しながら、気付けばもう吉野。

吉野には子供が小さい頃よく行った。
吉野川に遊びに行った帰り、着替えまでびっちゃびちゃにしてしまった子供の服を買った「ファッションセンターしまむら」があった。

高校生の頃、放送部のみんなでバーベキューした時、燃料として木っ端を買った製材所があった。

近鉄南大阪線六田駅前の筋を入ると、新興住宅地。その中に噂の餅屋「池田屋」さんがあった。

「ここ、ここ」と言われたのは、看板こそ出ているけど、ちょっと変わった普通の家。
入り口は「え?ここ、勝手口なんじゃ・・・」と思われるような場所だった。

丸顔で昔イケメンだっただろうなと思われる風貌のご主人さんが明るくおしゃべりしてくれて、Hさんは生演奏でギターを弾いてくれて、香味焼き餅は文句ナシで美味しかったし、なんと「月下美人」の花のサラダ!とか、紫蘇ジュース!山桃のシロップ漬け!ニンニクの何か・・・。体が喜びそうなものがポツリポツリと出て来る。その料理一つ一つのこだわりを嬉しそうに解説してくれるご主人さん。途中、優しそうな奥さんも交えて喋ったり歌ったり、楽しかった。

なんか、私達の為だけにこの時間店を開けてくれたらしく、ずっと貸し切り状態。私たちの為だけに目の前で料理してもらって・・・!・・・いや、めっちゃ贅沢やわ〜。

しかし、しかし、しかし!焼き餅が旨かった!

鉄板で焼かれ、海苔で半巻きにされ、手作り味噌が乗せられた餅に、シシトウ・焦がしチーズ・明太子・ミョウガ手作りメンマなどが乗せられていた。どれも絶品!思わず「幸せや〜〜〜〜」と言葉が出た。


2時間ぐらい喋ったり歌ったりして、お礼を言って店を出た。


帰りには吉野の道の駅でジャンボピーマンを買い、「今日はピーマンの丸焼きや〜」と豪語し、番茶アイスを食べ、「トイレ綺麗なんは嬉しいよね」とか言いつつ、帰った。

帰りに「車出してくれてありがとう」と言って、Kさんは草餅をくれて、Hさんはわざわざ和スイーツの店で和三盆ホロホロクッキーとかどら焼きを買って持たせてくれた。


なんか、私ばっかり時した気分〜〜〜〜〜〜〜ええんかいな・・・・・

兎に角、Hさん、Kさん、餅屋のご主人さん!あんがと〜〜〜〜〜わーい(嬉しい顔)
餅、旨かった〜〜〜!絶対又行く!指でOK
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