安倍内閣の暴走

■安保法案、１５日に委員会採決＝与党強行、野党欠席の構え―衆院で修正見送り
(時事通信社 - 07月14日 17:01)
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　確かに緊急事態はいつ勃発するかわからない。可能な限り早く成立させる必要があるだろう。

　だが、ここで野党欠席の中で与党だけでの採決となれば、果たしてそれを誇りに思いながら、自衛隊は任務に当たれるのか？が心配だ。政治家の思いなどどうでも良い。国民が全てを理解出来ていなくても、本当に必要なものならば可決すべきだろう。

　だが、自衛官が誇りを持って、任務に当たれるような環境整備は政治の仕事だと思う。

　せっかく維新が近づいていたのだ。来週ならば、あと１週間延ばせば、彼らは賛成しなくても欠席はしなかったのではないか？

　もし、ここで無理やり衆院を通したとしても、参院は冒頭から荒れて、まったく審議が出来ないと言う状況が起きるだろう。そうなれば、本当に衆参両院で過半数を持っているのに、６０日ルールを使って、と言う事になりかねない。

　そうなれば、本当に恥ずかしい事態だし、自衛隊も誇りをもってと言う事にはならない。
　さらに、６０日ルールを使ってと言うところまで追い込まれれば、少しでも早く成立させたい、と言う事とは逆行する。

　確かに維新は東京系、大阪系が別れていて信じられない部分があるにしても、とにかく参院で審議入りまでは大丈夫だろう。底から維新が変容したとしても、与党が粛々と審議を進めれば、今、無理して採決するよりも早く、法案成立が出来るだろう。

　安倍内閣、川内原発再稼動、新国立、そして安保法制と暴走気味。
　確かに今、面倒な事を全部やっておけば、来夏の参院選の頃には問題は遠い昔となっていると言う事かもしれないが、なんだかいやだよ。