mixiユーザー(id:4256938)

2015年07月14日06:42

305 view

火災現場と戦闘地域を同列に語る不思議

陸自北部方面隊:隊員に「遺書」指示 元隊員が証言
http://sp.mainichi.jp/select/news/20150711k0000m040151000c.html

以前、ウヨの方に「命かけて仕事してる人はたくさんいる」と言われたことがある。
確かにそう。自衛隊員に限らず警察官、消防隊員、レスキュー隊。建築現場も。多くの仕事で危険は常につきまとう。

でもそれらは徹底した安全管理と、仲間同士助け合い最大限努力することによって極力危険を回避することができるはず。二次災害を防ぐために撤退もあるだろう。

では戦闘地域での任務はどうか。安全に助け合って努力しても、思いがけない所に隠された爆弾で命を落とすことがあるのでは?

総理が言うように攻撃されたら逃げればいい?土地勘のない場所でどうやって逃げるのか。囲まれてたら?
海上で攻撃されたら撤退しようにも逃げ場がない。

アメリカと行動を共にするなら、1人の犠牲者も出さないことは不可能に近いと思う。
その時に日本人はその自衛隊員の犠牲を受け入れることが出来るだろうか。
イラク戦争みたいに実は大量破壊兵器ありませんでした、みたいな展開になっても許せるだろうか。

危険回避のための対策が可能な仕事の現場と、どう抗ってもなすすべもなく泥沼化するかもしれない戦闘地域じゃ全然違う。

また昨日も火事に例えて話してる国会議員がいました(北海道選出の自民党議員、今津寛氏)
消火すれば終わりの火災現場と、見えない敵に怯え続ける戦闘地域を同列に語れる神経が、やっぱり分からないです。

■安保法案、15日委員会採決=与党方針、攻防ヤマ場
(時事通信社 - 07月13日 19:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3514397
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する