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2015年07月13日10:04

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今月の定例の研究会

●7月18日(土)、PM6:00〜9:00で、以降は随時解散の自由討議の二次会(こちらだけの参加も可)。
●拙稿「革命は電撃的に到来する」を読み、現在、「隠れた神」状態にある革命について再考する。
●難波・千日前。味園ビル2F、Torary Nand。
●使用テキストは、コピーを用意(実費)。研究会は無料だが、ワンドリンク制。

 以前に「大きな物語の終焉」がいわれ、革命ではなく改革や改良の時代に入ったという暗黙の了解のようなものがあり、革命と呼ばれるものの内実もまた改革や改良に変じている。その人口に敷衍した思想的表明として、たとえばネグリの「<帝国>」とマルチチュード論などもあるが、果たしてそれはグローバリズムに対するものとなるのだろうか。
 グローバリズムは、交換価値の汎地球化により近代の革命を乗り越えたのであり、その意味では、近代の革命概念の延長にある革命は、その立場や視点に関係なく現実のヘゲモニー争いにしかならないだろう。
 グローバリズムに対する革命は、その根拠やイメージが見つからず、非現実的なものと化しており、革命などというものは、もはや絵空事のように見られたりもしている。これは左翼だけではなく維新革命の立場の右翼にも該当する。研究会では、グローバリズムの時代におけるグローバリズムに対する革命の可能性について考えたい。
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