ハンブルク・バレエ　シェイクスピアダンス

>As You Like It

Music: Wolfgang Amadeus Mozart
Choreography, Staging: John Neumeier
Set, Costumes: Klaus Hellenstein

Jacques: Jung

Rosalind: Azzoni
Celia: Heylmann
Orlando: Riabko
Oliver: Ballone

>Hamlet

Music: Michael Tippet
2nd Symphony
Divertimento on "Sellingers Round", 1st and 2nd Movement
Tripel Concert
4th Symphony

Choreography, Staging: John Neumeier
Set, Costumes: Klaus Hellenstein

Hamlet: Revazov
Ophelia: Laudere

>VIVALDI or What you will

Music: Antonio Vivaldi
Choreography, Staging: John Neumeier
Set: Hans-Martin Scholder
Costumes: Christina Engstrand

Orsino: Bubenícek
Olivia: Bouchet
Viola: Agüero
Sebastian: Tselikov

Conductor: Simon Hewett
Hamburg Philharmonic State Orchestra

2015/7/4土　19:00- ハンブルク州立歌劇場

シェイクスピア・ダンスは、「お気に召すまま」「ハムレット」「十二夜」を３つつなげた作品。それぞれテイストの異なる作品ですが、狂言回しの「ジャック」とう役がMCに入ったりして、芝居小屋の公演を観るような感じ。ハムレットはちょっと重たいですが、最後に全キャストによるフィナーレもあり、とても楽しい作品です。

作品詳細は、昨年6月に観たときの感想をご参照ください→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1927794091&owner_id=2438654

昨年のエトワール・ガラで、サーシャとシルヴィアが踊ったパドドゥが、この中のお気に召すままからのワンシーンでした。6月にハンブルクに観に行ったときシルヴィアは療養中で出ていなかったので、今回初めて全部彼女で観たわけですが、感動的に可愛かったです〜！前日に人魚姫を観ていたばかりなので、同じ人とは思えない変身っぷりにびっくり。サーシャのOrlandoもコミカルな役で、彼はそういえばコミカルな役も得意にしてたっけなぁと思いだしました。真夏の夜の夢のパックが最高によかったけど、流石にこの年になったらもうやらないよね。

ハムレットはエドウィンとラウデレのカップル。エドウィン、狂った役の演技はなかなかよかったと思います。ラウデレはこういうコンテっぽいのは上手いし存在感ある。また、彼女は幸せな役より不幸な役の方が似合いますね。

最後の十二夜、これが一番作品として楽しかった！衣装も、ViolaとSebastianは、お揃いの黄色のレインコート着ていて、赤い鼻をつけてる。かわいい！フィナーレは３つの作品に出てきたキャスト全員が全員赤鼻をつけて登場。ジョンの作品にしては珍しく、華やかで盛り上がる祝祭的な雰囲気で、とっても盛り上がりました。