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2015年07月11日10:12

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幸福ニュース第653号「夫の暴力の原因は私?」

幸福ニュース(しあわせニュース)第653号 2015年7月9日
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「夫の暴力の原因は私?」

今回の内観は2回目ですが、目的は弱った体を何とかしたいという自分中心的な発想からでした。

1回目で何となく幸福感を感じた記憶があったからですが、それに満足し、日常内観もせず、私は相手に感謝し、お返しもしているのに、何故私は苦しいままなのか、再度内観させて頂く必要があると思ったのです。

今思い返すと、この考え方そのものこそ、悪いのは他人で私は悪くないと、自分以外の誰かに私の人生の全責任をなすりつけていた、見苦しい私の姿だったと恥ずかしい気持ちでいっぱいです。

内観の内容は1回目と同じ形で進められました。テープも1回目と同じ内容でしたが、私にとってはそれがとても良い復習となり、1回目で聞き損じていた内容についてより深く学ばさせて頂きました。

特にテープでは、沢山の内観体験者からの生の言葉を整理され、悩み苦しみの傾向、

(1)相手を恨むことで、自分を変えずにすむ。憎しみのエネルギーで生きる心が、相手ではなく自分の人生を放棄し悪くしてしまう事、

(2)相手を批判し思うように動かしたい心が、人を鬼と化けさせる事、

(3)他人の悩みをまるで自分の悩みのようにする心、その心が妄想に苦しむ事等々、

まるで私のことを言われているようで、どきりとしました。

更に主人が暴力を振るうケースを例に挙げられた時、思わず口に運んでいた箸を止め、、ボリュームを上げてしまった程でした。

関係性の中で夫を挑発し、暴力を震わせていることもある、という話を聞いた時、あぁ私そのものだ-------夫に本当に申し訳ないことをしてしまったと、涙がこぼれました。

何故、私は夫を怒らせ、どならせ、私自身すら傷つけていたのか、この部分が今回の中核になるのではと感じた一方、夫の言葉の暴力のせいかどうかは分からないものの、原因不明の発作と目まいで救急車で運ばれた事を思い返すと、夫への直接の内観は危険性があると感じ、母、父、姉について細かく調べていくことにしました。

その一方で脳の片隅では、私は何故夫を挑発していたのだろう、優しい愛しい夫を何故鬼にしたのだろうと、常に問い続けていた様に思います。

母について、父について、嘘と盗みについて調べていくうちに、共通の私の闇があぶり絵の様に浮かんでまいりました。どの段階でも母に父に御迷惑をかけていた闇、嘘と盗みもこれに関連していました。

その闇とは、私の立場から見た主観的な中途半端な「正義」でした。「この私が正しい、相手が間違っている」という私の勝手な尺度でもって相手を見ていたのです。

また、見ているだけでなく、相手を正してやろうと、正義感を持って、即ち、相手の為にしてやっている気持ちでそれを言葉にし、相手を責めていたのです。

そして、内観5日目昼食後から背痛が始まり、この痛みは徐々に肝臓のあたりに広がってきました。心因性の痛みというものらしく、脳みそが異常のない体に勝手に炎症等を起こさせて、本当に見たくない恐ろしい自分の心(怒りなど)が表面に現れるのを隠そうとするのだそうです。

私は直感的に、もうすぐ核心にせまる予感がしました。母に対する27才から30才までの自分を調べている所でした。

そうして思い出しました。母のお金管理のだらしなさについて、言葉の刃で、まるで母の肉体を切り刻むがごとく責め立てている私の鬼の姿を。

母は目を閉じ、ただ黙ってじっと刺され続けていました。私はその時、確かに殺意と、そして、恐ろしいですが、その母殺しの行為をどこかで快感に思ってさえいました。子どもの頃、私が勝手に作り出していた母からのイジメに対し、復讐していたのだと思います。

この言葉の刃は、母だけでなく、私の大切な家族、友人にも及んでいた事にも気付かされ、言葉を失う程の恐ろしさでした。

そうして、私は、その恐ろしい姿を夫に転写していたように思います。その鬼の役を今度は夫にさせ、私はさも犠牲者ぶり、そうして自分の罪を流そうと、いえ、夫になすりつけようとさえしたのかも知れません。

本当に何て申し訳ない事をしてしまったのかと、面接の時に申し上げるそばから、痛みは波が引く様に引いていった事が印象的でした。

朝のお参りの際、何度も繰り返しお話頂いた、「全ては自分の心の受け止め方次第」、その通りだとしみじみと感じます。

内観の半ば過ぎた頃、「昨夜は満月だったんですよ」との言葉を頂き、窓から夜空をのぞくと美しく浮かんだ望月が在りました。

美しいと思うその心で、残りの人生を世の為人の為につくしてまいりたいと思いました。本当にありがとうございました。

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【坂村真民詩集】

「 ユニテ 」

私が
ねがうのは
ユニテ(一致)
どんなに
ちがったものでも
どこかで
一致するものがある
それを
見出し
お互い
手を握り合おう

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【名 言 集】

仏の衣を着るとは、柔和であって忍ぶ心を持つことである。仏の座に座るとは、すべてのものを空と見て、執着を持たないことである。仏の室に入るとは、すべての人に対して大慈悲の心を抱くことである。(法華経、法師品)

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*庭にこぼしたカボチャの種から芽が出て、日に日にどんどん成長しています。実がなるのが楽しみです。(にこにこ和尚)

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