ストレイヤーズクロニクル・レフトビハインド・ハイネケン観てきたよ

■ストレイヤーズ・クロニクル
超能力戦争。型や特殊なストレス下での成長、方や遺伝子操作と、２つのグループを作った設定は良かったのですが、結局彼らは馴れ合って対立しないし、自衛隊（？）出現以降の展開はいかにも適当で展開がぐだぐだ。シナリオに説得力を持たせるための知恵や工夫がちっとも感じられない。シナリオが悪いよ。前半少し期待した分、がっかりでした。残念。

■レフト・ビハインド
原題はそのまま、LEFT BEHIND。世界中で突然大勢の人間が消失し、混乱するという話。傲慢なキリスト教徒による宗教話……なのかな？　とはいえ、舞台として描かれるのはニューヨークの片隅と飛行機の機内のみ。伴侶や子供が消えて混乱する人々と、パイロット二人を失った旅客機と接触して燃料を失ったニコラス・ケイジの乗機が不時着するのがストーリーの骨子です。ネタバレしてしまうと、聖書にあるCAPTUREが行われて子供と本当の信仰を持つ物が神の世界へ救われてしまい、終末の始まる直前の現世へ取り残されてしまった人々という意味でLEFT BEHINDだったようです。終末そのものは描かれないし、特筆すべき面白さもありませんでした。CAPTUREって言葉というか現象を知らなければ、さらにワケ分からないでしょうね。たぶんそういうことだろうと思ってたので、ダメージは無い。今日は1本1000円で観てるしね！

■ハイネケン　誘拐の代償
原題は、スペル忘れたけどKIDNAP フロなんとか・ハイネケン。邦題は、映画を最後まで観た後だとなかなか良いと感じる。実話をもとにした、90年代のビールメーカーのオーナー、ハイネケンの誘拐を描いた話。５人の青年が、ハイネケンを誘拐し身代金をせしめた後、捜査当局に全員が逮捕されてしまうまでの話。特にどこが良い、凄い、という部分は思いつかないのですが、現実的な人物描写と、高い緊張感のある話作りが自分の好みにあっていたようです。たまたまだけど、これが今日最後の映画になって良かった。ハイネケン強い。