mixiユーザー(id:20799)

2015年07月03日11:01

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京大の永井教授の理屈が理解できん....。

慰安婦問題で比較的フラットに資料を読み解いてる側の先生ではあるんだが、この人の結論的な文章を読んでいても、日本軍に主体的な責任はなさそうにしか思えんのだがな。もちろん、現代の日本であれば、このような雇用形態であっても、最終的な責任を大本の会社や組織が負うのは当然なんだが、少なくとも1945年当時にそんな法令・慣習・感覚は無かったと思うんだよな。だからこそ、神風特攻隊みたいな現場責任論が横行するわけで、中央の統制というのは今からみたら効いているように見えるのだが、単に暴走してただけなんでは?というのが自分の最近の感想だ。

日本政府の責任はそりゃー零ではなかろうけど、強制連行・強制労働させていたのが軍でないなら、単なる売春宿経営を外部委託した(もしくはある程度直接経営した)ってことでしかなく、それの違法性は正直いって戦争で無辜の一般市民を虐殺したような多くの事例に比べ、たいしたことではないとしかいいようがない。

つか、給与もらって保険があって医療検診受けられて、送金できて外出できて年季あければ帰れるのって奴隷とは言わんと思うな。慰安婦が奴隷なら、当時の軍や会社組織の大半を奴隷同等とみなさないと無理がある気がする。

もちろん、一部スマラン白馬事件みたいな完全なる現地での事件もあるから、別に日本軍が清廉潔白だったなんていう気はぜんぜんないけど、あれはあれで裁かれてすでに死刑とかになってるわけなので、いまさら何を追加の刑乗っけられるの?って話でもあるし。

そもそも慰安婦の件がもしも日本陸軍の罪として問われたとして、終戦時の陸軍大臣阿南さんは自刃し責任を取った形になっているわけで、そうやったもろもろの話の後に「和平条約」を結んだはずなのだがな。
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