AG - M10 4inch

M10もこれで最後です。


マルシン工業 NEW M&P M10 4inch Heavy Barrel(ABS ガス)



(ブリスターパックは捨ててしまったので、拾いもの画像ｽﾏｿ)
本来はこのようなブリスターパックに入ってた規制後シリンダーのモデルです。とってあった取り説によると1995年4月となっています。定価\4980で、ちょうど20年前くらいに千葉のセントラルプラザのおもちゃ屋で\4000くらいで買ったような記憶。昔は安くて最高ですね。




シリンダーは規制後なので筒抜けではありません。最近では見なくなったABSのテカテカ、つやつやした感じが最近妙に好きです。よく磨いたABSは実銃のブラックスチールに近いといいますが、何となくそんな気がします。

カートはエンプティケースを模したもので、コクサイの後期型カート(パイソン)みたいなゴムの先端よりは全然マシです。

有名なのがマルシンの巨大BB弾(SM弾だっけ？)じゃないとBB弾がスコスコ、ぽろぽろ落ちるという件。これは当時から有名でした。なんならそのマルシンBB弾を電動ガンにいれようものなら100％弾詰まりするとも。今のBB弾使うならこの画像のようにパッキンをひっくり返すと良いです。ちょうど良い感じにくわえてくれます。


他にも刻印が

「SMITII & WLSSON」になっとるww
(元々はフル刻印だったのを、後で金型のキャビティ側潰しているのが判る処理です)

「.38 S& .SPL.」とWが抜けています。

「MADE IN J.S.A」になってますw

S&Wマークも線の一部が消してある感じですね。


このM10は高校生時分にいじって遊んでましたが、バレルがルーズだったので、マルイのアルミバレルを切って入れてます。(それでもルーズですが)初速は60を超え、使える初速です。リボルバーにしては十分なものです。ホップをキチンと入れようかな？

室内3m撃ちでこんなもん。当時のガスガンの標準くらいじゃないでしょうかw？
カートがBB弾後ろ込めなので、命中率なんてあって無きが如しですw


さて、いろいろ残念な点もありますが、魅力的な部分も多々あります。箱に入った初期型はシリンダーストップのラッチがなかったはずです。バレルコーンでストップを兼ねるタナカのM10と同じだったはずですが、このモデルはラッチがちゃんとあります。なのでガク引き気味でもオーバーランはしません。むしろバレルコーンのシリンダーへの押しつけがきつくて、ゆっくりハンマーを起こすと回転しきらない時があります。買った当初は相当トリガープルが悪かったです。コーンを磨き、テンションを調整して多少マシにはしましたが、今でも重いは重いですw


M10集合♪4吋3吋2吋とありますが、どれも好きです。動作や作りはやっぱりコクサイのM10が一番良いとは思います。ただ、各社味があってとても面白いですし、なんだろうこの「ダメ感」がとてつもなく魅力的に感じ、手を入れたく、ムズムズする感wwww

最近のマルイの銃なんて当たりすぎてつまらなすぎますよね。(そして触らなくなる。)
ぶっちゃけ1丁はマルイ製もってりゃ、後はガワが違うだけで中身・性能は同じで好みですね。

しかし、この当時のガスリボルバーは違います。ガワがM10という同じモデルなのに、本当に1丁1丁「個性」があり、今では入手困難なのも相まって堪らなく魅力があるのは何故でしょうww？(^^;