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2015年06月30日03:10

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アリスと徳江

隙間をぬって映画極道、倉敷・岡山で2本観て帰途に夕飯の惣菜を調達。

以下、KINENOTEに記したコピペ

 『アリスのままで』
MOVIXでしか上映していないので久し振りに倉敷へ。
今も記憶に残る『アイリス』もアルツハイマーを発症した作家―裸体も厭わぬジュディ・デンチに脱帽―だったけれど、アリスはまだ50才になったばかりのコロンビア大学言語学科教授。
家族性アルツハイマー病、若年性のそれが遺伝子によるものだとそう診断されると初めて知りました。
そしてこの映画の監督がALSの合併症でで3月に亡くなっていた事も、同性のパートナーが共同監督として彼を支えていた事も。
http://www.cinematoday.jp/page/N0071472
アリスの云った『癌だったら良かったのに』
人はどのような末路も選べない、ただ自殺以外は。
観られて良かったです、有難うございました。


『あん』
駐車場料金の問題がありイオンシネマ岡山にはまず足を運ばない。
『でーれーガールズ』の上映がそこでしかなかったから1度行ったきり、『KANO 1931海の向こうの甲子園』は岡山でここだけだったけど私は西宮ガーデンズで観賞。
『あん』シネマクレールじゃなかったのね、県内ここでしか上映されない。
仕方ないから倉敷シネコン『アリスのままで』から即刻移動し岡山へ。
樹木希林に完敗、永瀬正敏ってこんなにいいのかと初めて思った。
樹木希林、テレビで悠木千帆の頃から楽しませて頂いてる。
『7人の孫』『時間ですよ』は歳相応だったように思えた、その後『寺内貫太郎一家』で31才でジュリ〜と身悶える婆さん。
息子(小林亜星)の嫁の加藤治子よりも21才も年下なのにねぇ。
『夢千代日記』『台所の聖女』も忘れちゃいけない。
映画では『東京タワー 〜オカンとボクと、時々オトン〜』
『悪人』が忘れ難い。
映画後半、噂が広まりどら春の客足が途絶え、徳江さんを訪ねた店長とワカナに応じる姿。
女子高生の頃に『コールガール』を観てジェーン・フォンダの鼻水にヤラレた事を思い出した、歯の治療中という徳江さんは入歯なしの婆風情。
ここでまたふと思う、『楢山節考』の田中絹代は48才、前歯を何本か抜いて臨んだそうな。
唐突すぎてなんですが、私が役者なら吉永小百合より樹木希林が目指すところ。
ここでまた思い出す、『遠き落日』
スペシャルメイクで一生懸命老けて田舎の老母となりました、の三田佳子。
映画の内容は忘れても、その時の違和感は忘れずに残ってる。
美しい人は後々不自由だなぁと思う。

映画の中で幾度も癩(らい)病という言葉、そして本当の患者さんたちが笑顔で映画に姿を刻んでる。
女子高生の頃に映画館で観た『ベン・ハ―』、その時は字幕にその病名があった様な気がする。
何年か前にスクリーンで再び観た時、癩という字幕は無かったような。
『砂の器』 当時、リアルタイムで観た時、数年前に観た時、どう記されていただろう。

やみくもに忌避するようなものではない、という現代の事実を知らない無知。
私の息子は幼い頃にアトピーがひどく、夏休みの地区の集まりで『一緒にプールに入ったらうつる』などというバカ母がいて呆れながら怒った事まで思い出した次第。

楽しいアホは良いけれど、救い難いバカはどうしようもない。
あら、今の政権だ。
若者よSEALDsよ、私の残り時間(直接迷惑被る)はそんなにないだろうけど、あなた達から先には大問題だもの、しっかり意思表明を続けて下さい。

ああ、酔っ払った感はないのにこんな時間だ。
もう寝ます。














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