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2015年06月28日23:26

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86に見るトヨタの本気

お台場のメガウェブで、トヨタ86の展示車両が御自由にお座りください状態だったので、初めて運転席に座ってみました。

運転席に座って室内をイロイロ見たり触ったりしていたら、意外な事に気がついた。

一枚目のインパネ写真
260キロスケールのスピードメーターを脇に追いやって、タコメーターがインパネのど真ん中に鎮座してます。
しかもタコメーターだけ白い文字盤で、他と比べて視認性が良くなっています。


二枚目のシフトレバー写真
パドルシフト装備のATだったので、シフトアップダウンはハンドルから手を放さなくても可能です。
で、気になったのが指示しているボタン。
実はこのボタンが、リバースやパーキングに出し入れする時のロック解除ボタン。
普通はレバーの頭に付いていて、左手だけで操作できるようになっているのですが、これを片手で操作するのは無理。
つまり、リバースやパーキングに出し入れする時は、左手レバー・右手ボタンという具合に、両手をハンドルから離さないと操作できません。

代わりに片手で操作している分には、絶対にリバースやパーキングに入らない、という事にもなります。


三枚目はリアシートの写真
前端中央にボルトが見えます、このボルトで留めているプレートですが、これはリアシートの座面と一体になっていました。
つまり、このボルトを外せばリアシート(のクッション)が簡単に外せると。

更に、腰の部分左右に、二つの小さなスリットが見えます。
この位置は、四点式や五点式シートベルトを装着する時の定番固定位置、もしやと思ってスリットの中を探ってみると、案の定アンカーが既に付いていました。


また写真は無いのですが、天井の内張りが実にちゃちい(爆)

形状こそデコボコしていてい複雑ですが、天井全体を一枚のプラスチックで覆って、そこにフェルトを貼りこんでいるだけ、しかも、実際のルーフと内張りとの間に隙間がある物だから、手で軽く押すと簡単に凹む…(^^;

けど、一枚のボードで出来ているから取り外しは簡単そう(爆)


つまり、86というクルマは、

リアシートや不要な内装をストリップダウンして軽量化し、
四点式シートベルトをポン付けして、
スピードメーターが必要無い所を走りなさい、

とトヨタは言っている訳です。

そう考えると、シフトのロック解除ボタンの位置があんな所になっているのも理にかなってきます。

サーキットは一度コースに入ったら、バック禁止ですからね。
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