この間はフグの毒で例え、今回はバラの花で青いものが作れるようになったんだから、安保解釈も変わっておかしくないとかいっているようです。
この安保法制が違憲だというのは、内閣法制局の主要メンバーはそう考えているのだと思います。
違憲だという考えでいるからこそ、国民に正確な説明が出来ないのだと思うのです。
まぁ、あべぴょんのお友達の前内閣法制局長官が決めたことですから、それに反対する人は後任にはなれません。
でも、後任の内閣法制局長官になるということは、誰も内閣法制局の職員は安保法制は合憲だという答弁資料を書いてくれない中で答弁するということになります。
孤軍奮闘というか、四面楚歌というか、かなり、厳しいことです。
無理を通せば道理は引っ込む訳でありますから、今回、一番無茶苦茶言っているのは、あべぴょんではなく、内閣法制局長官の方が上回るのです。
時間をかけるから成立するとあべぴょんはいいますが、巧久は見ざるなりと孫子の兵法では言われます。
時間をかけるほど、弱点は見えてきます。
今回の弱点は、違憲のことを合憲と内閣法制局が認めれば、安保法制は通るとシナリオを書いた人が、もう死んでいないことです。
それは、前内閣法制局長官でありますが、ほとんど落下傘で内閣法制局長官になった訳で、完全に内閣法制局を掌握出来ないまま、とにかく、安保法制は合憲ということまで決定して、息絶えてしまったのです。
元はと言えば、前内閣法制局長官が、もちろん、あべぴょんのお友達ですが、完全に筋の悪いシナリオを書いたのが、今回の空前絶後の大混乱の始まりなのです。
まぁ、内閣法制局が合憲とお墨付きを出しているから、法案が提出されている訳ですが、前長官が勝手にお墨付きを出したようなものですから、今の内閣法制局にこの法案が合憲と本当に思っている人がいるのかどうか、あやしいです。
それで、答弁書が書かれないのです。
だから、とんでもない例えが出てくるのです。
一番の弱点は、ここですね。
あと、4,5回、おかしな例えをしたら、おしまいでしょう。
先は長いです。
あと、何回、答弁することになるか気が遠くなりますから、合憲性が崩れるのは、ここで間違いないでしょう。
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