「凶悪犯罪人は直ちに死刑せよ」というのなら、安倍晋三は直ちに逮捕し処刑しなければいけなくなる。

■「闇サイト殺人事件」死刑執行 「再審請求準備中で極めて遺憾」日弁連会長が抗議声明
(弁護士ドットコム - 06月25日 17:42)
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●【「凶悪犯罪人は直ちに死刑せよ」というのなら、安倍晋三は直ちに逮捕し処刑しなければいけなくなる】

だってそうだろう。一人や二人殺すのじゃないぞ、この先、無数の自衛隊員を殺す。

未必の大量殺人だ。


後藤健二さんらの処刑の共犯だぞ。

だってそうだろう。

イスラム国と米国、英国、イスラエルが一体であって、その米国と安倍晋三、菅義偉は一体なのだかられっきとした殺人事件の共犯じゃないか。

「やっぱりイスラム国と米国イスラエルはグルだった
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=6230710&id=77894714&comment_count=15」


ＴＰＰと原発で、全ての、しかも未来永劫にわたる国民を殺すのだぞ。

ＴＰＰでこの先、今生きている日本人民、未来の日本人民のどれだけが健康を害し、殺されるのだ。

　・産業廃棄物処理場で有害物資が出てそれが地下水に行き、飲料水に入り病人が出るので営業を中止させると損害賠償がとられる。
（もう、汚染無き環境などない、どんどん汚染は進む）

　・遺伝子組み換え食品を規制したら訴えられる
（どれだけ人間に悲惨な変化をもたらすのか、誰も知らない）

　・薬の臨床実験が少ないとして特許を与えないと訴えられる。
（飲まなくてもいい薬、打たなくてもいいワクチンを国民に投与され続ける）

　・たばこの規制をしようとすると訴えられる。
（どれだけの人が死ぬのか、病気になるのか）

　・原発の警備契約を打ち切ると訴えられる。
（この原発推進の果てにどれだけ致命的な破壊があるか）

　・他国との兵器共同開発を中止すれば訴えられる。
（その兵器でまた戦争をし、無数の人を殺傷する）

　企業の利益確保がすべてで、命、健康、を守ろうとすると訴えられる。そういう社会をつくるのがTPPだ。政治的に国家権力を使ってそれをするのが安倍晋三だ。安倍晋三の犯罪性は重大だ。


原発の稼働で、この国は、もう、福一の事件がいつでも起こりうる。安倍晋三の犯罪性は重大だ。


放射性廃棄物のゴミの山だ。安倍晋三の犯罪性は重大だ。



「凶悪犯罪人は直ちに死刑せよ」というのなら、安倍晋三を直ちに逮捕し処刑しなければいけなくなる。

それをしないで、三面記事の単純な殺人事件だけに死刑を適用するという意味はなんなのか？


こういうヒステリックな反応で、ナチスの大量殺人者は、けっして処刑されない。
むしろ、このような単純な思考回路を利用してどんどん法律を使って基本的人権の弾圧をしてくる。
基本的人権の弾圧路線遂行に、見世物のように凶悪犯の処刑が利用されていく。
これは、一般大衆の基本的人権破壊と同じ路線上にある。

「被害者の基本的人権はどうなるのだ」とよくいう。
問題が違う。凶悪犯を死刑にすることが、被害者の基本的人権に寄与するのか？

「死刑があるから凶悪犯罪が死刑の恐怖で抑えられている。なければもっと凶悪犯罪が多くなる。」そういう人もいる。
本当にそうなのか？
だったらもっともっと死刑の刑罰を強烈にしたらどうだ。一瞬で殺す死刑だから、凶悪犯がなくならないのじゃないのか？
長時間にわたって苦しみながら死んでいく死刑の方法により、さらに死刑の恐怖感が増して効果があるのではないのか？なぜそうしなのだ。そうするのが、死刑による抑止力を言う人にとって好都合でより強大な効果が出るのではないのか？
国家権力が暴力的権力の場合、放っておいてもそうする。小林多喜二への凄惨な拷問死のように。


方向が違うのだ。

事件一個一個にアドレナリンを出して死刑を声高に叫ぶのではなく、
全体として、非合理な暴力的権力ではなく、合理的な市民的平和権力、市民的平等権力を作るようにしなければ、問題は解決しないのだ。

ナチス安倍晋三の未必の大量殺人事件は裁かれず、眼前の凶悪犯の死刑しか実現しない。

それで社会がますます、暴力的な政治で地獄の黙示録に進んで行く。




●【歴史的に暴力団のなくなった時代がある。これは、暴力をどのようにしたら根絶できるかを暗示している。】

日本には暴力団というものがいまだに活動しているけれどもヨーロッパでは日本ほど暴力団というものはない。ことにルネサンス時代に全く暴力団というものがなくなってしまった。そんなヨーロッパのたとえばイタリアでも、ムッソリーニが国家暴力団を作ったし、ヒトラーが国家暴力団を作ったので、いつどんな時でもおこり得るものではあるけれど。

歴史的にはルネサンスの自由都市共和政は、暴力団というものを全く解決しただけでなく、
ハンセン氏病をも絶滅したという。
暴力団というものがなぜ発生するかという、一番本質的な原因は、権力が暴力的である場合には必ず暴力団が発生するということだ。
権力が市民的権力になっていない場合は、警察が市民警察になっていない。そして、そんな警察は必ず暴力警察であって、必ず暴力団と結びつく。

今の日本では政治家はもちろん、警察も暴力団と癒着している。暴力団をどうしてなくすことができるかということに、はっきりした見とおしをもっている政治家も学者もいない。

実際に暴力団によって身辺の危険を感じる人間にとっては、なんとかしてこれは根絶しなければならないだろうけれど、たとえばインテリゲンチャが主張すると、ある程度まで主張していくと、それが事実として暴力団にぶつかるようだ。脅迫してくる。

ネット社会だってそうだ。ウヨというのは基本的にある種のネット街宣カーだ。

現実の暴力団というのは非合理な強い力で、それがいわゆる“人間の壁”となって、その前ですべての人が自分を失ってしまう。自分のアイデンティティを失う。

ドイツはヒットラーの時代にそういう状態になった。イタリアではムッソリーニの時代にそうなった。現在のイタリアでもドイツでもこんな暴力団がまた台頭して来てはいる。
日本はその中でももっともそういう傾向の復活の兆しが強い国だ。
ナチス安倍晋三、ナチス橋下徹だけではない。平和を売り物の創価学会が、このナチスと一体化させられてしまっている。
創価学会の公明党が自民党に協力しなければ自民党ナチス政権は成り立たない。
選挙で勝てない。
だが、なぜか、創価学会の基礎票がこのナチス自民党に一体化して選挙が行われる。
そうして、暴力的権力が国家権力としてのさばる。

近代の自由都市共和制において、市民的な権力が成立した場合には暴力団は根絶された。
その市民は、
１．その市に住むことと、
２．税金を納めることと、
３．腕力を揮わないこと

この三つの条件を要求されたていたので、腕力を揮うものは市民の資格はなかった。


この近代都市の市民が腕力的権力を根絶したということは、ヨーロッパの夫が妻を殴らなくなったということと関連している。

我が国に、暴力が横行している原因のもっとも本質的な原因は、国家権力が、市民的平和権力でない事だ。国家権力が暴力的権力であることだ。非合理な権力であることだ。
あらゆる政治の政策は暴力的になり、教育も国家暴力団的になり、社会が荒廃し、社会に凶悪暴力事件が発生することとも、もろに関係している。
市民的平和権力が国家権力となれば、暴力的権力は退治されていく。

暴力団がどういう場合に発生したか。中世の封建時代には暴力団の必要はなかった。
権力そのものが全く暴力的なのだから。
封建君主の権力というのは暴力そのものだから。
強制労働をさせ、賃金をはらわないのだから。
中世の権力というものは、権力そのものが暴力的だった。

いま、残業代をはらわないとかいってるのは、まさに、この中世への逆戻りだ。
経済外的強制ってやつだ。暴力的権力の下で存在する暴力的な経済だ。

近代自由都市において封建権力が駆逐されると同時に、権力が、暴力的な権力でない市民的な平等の権力、平和な権力になってくると、それにしたがって暴力が禁止された。
ところが、その後にこの自由都市共和制がくつがえされて、絶対君主制が成立したと同時に、暴力団の組織が現れてきた。

歴史がこのような状況を繰り返すたびに暴力団が現れて来るだけではなしに、政治上の決定的な条件になって来た。国家が暴力団になるのだから政治が暴力団になり、社会の諸現象も暴力的になる。

凶悪犯の発生も、暴力団の発生も、国家暴力団の発生も、原理的には同じなのだ。

権力が市民的平和権力になれば、暴力は消え入る。
権力が暴力的権力になれば、暴力がはびこり、政治も暴力的になる。



死刑をさらに強烈な拷問刑と一体化した死刑に改造する方向に行くのか、恐怖に恐怖心をさらに加速させるのか、すなわち暴力的国家権力の方向に迎合するのか、

それとも、死刑を許さない基本的人権尊重の方向、すなわち、市民的平和権力の方向に社会を進めるのか、そういう問題だ。


●【基本的人権を守る、市民的平和権力の樹立にむけて、駒を進めること、これ以外に方法はない。】

（了）



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