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2015年06月26日02:04

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宇宙開発にかかわる大学研究はきわめて範囲がひろく、科学・技術にかぎらず、人文学、社会学に至るまで拡がっている。>とは、こころ強いな

(12)日本の大学における再使用宇宙航空機に関する研究



宇宙開発にかかわる大学研究はきわめて範囲がひろく、科学・技術にかぎらず、人文学、社会学に至るまで拡がっている。

その中でも、小型衛星に関する研究はおおくの大学によっておこなわれ、その実証のための小型衛星設計コンテストから始まり、実際の飛行実験によって、ミッションの創成、ハード・ソフトの研究開発、プロジェクト進行など、学生教育はもとより、社会、企業と結びついた活動がおこなわれている。軌道への打ち上げは、主としてJAXAとの連携プログラムの一環としておこなわれている。



小型衛星と比べると、再使用宇宙航空機の研究は、規模、巾が広いが、逆に一研究室だけで飛行実験まで完結させるのが難しい面がある。しかし、実際の飛行に至るまでの研究、試作、実験は、若人にとってきわめて興味深いエキサイティングな領域である。

再使用宇宙輸送機はまだ実用化に至らず、候補システムも思考実験のテーマとなり、興味ある研究テーマは数多い。全体システム、空力、構造、推進系、飛行解析、アビオニクス、材料など、大学研究機関にとって格好な研究テーマは数多い。また、長い期間にわたっての研究となるため、解析、シミュレーション、部分試作研究、小型飛行試験など、研究室レベルでの学生チームの総合知識と解析、試験の企画と実施力の育成に役立つ。日本国内の諸大学では、再使用宇宙輸送系に関する研究が各所でなされていて、JAXAとの連携プログラムもおおく実施されている。

国内の限られた人的、資金的リソースを有効に利用して、次世代の先端技術であり、宇宙産業を国際的にリードしていくためにも、自由な発想のもとに再使用宇宙航空機の研究開発を、進めていくことはきわめて重要である。

オールジャパンの研究体制をつくりAXAとの連携を密にし、大学の特性を活かして、再使用宇宙航空機の研究開発を促進されることを希望します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ーー
http://www.soranokai.jp/pages/shuttlerocket_8.html
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